《 眼福(67)“春めく森(19)!?!”❖21-85❖》

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ヤグルマギク(矢車菊) キク科(Asteraceae)
学名:Centaurea cyanus L.  Cyanus segetum Hill
別名: ヤグルマソウ、セントレア
矢車菊の園芸種。
ヤマヤグルマギク(山矢車菊)
学名:Centaurea montana L.
Cyanus montanus (L.) Hill
《“ふれあいの森・園芸種草花”❖2021/3/20❖》
ヤグルマギク(矢車菊);
和名は鯉のぼりにつける矢車に花の姿が似ることから。
園芸種的には、ヤグルマソウの名前でも流通しているのだが、
ヤグルマソウ はユキノシタ科の植物で別種である。
ヤグルマギクの白とピンクの花。千葉で露地栽培している。
ツタンカーメン棺中に、3千年以上も前のヤグルマギクが、
添えられていた由。感動・驚きである。
バルカン半島あたりが原産。明治年間に渡来したらしい。
全体に白色綿毛を布き、茎は中空で密に分岐し直立し茎高1m程。
葉は線形から披針形、株の基部のものは奇数羽状に深裂し、
茎につく葉はほぼ線形、ともに不規則な鈎状の鋸歯がある。
葉は無柄で互生し、中肋は茎に流れて低い翼となる。
茎の先端に直径5cm程の筒状花(頭状花)をつける。
外側の小花は直径1cmほどで雌・雄ずいを欠き、
中心の小花は花冠より長い雌・雄ずいを持つ。
花色は野生種では濃青紫色だが、栽培種は白、桃、赤色など多様。
総苞片の縁は、乾質の鋭鋸歯となる。そう果には白色の冠毛がある。


ヤマヤグルマギク(山矢車菊);
ヤグルマギク属の園芸品種。帰化種、ヨーロッパ原産。
茎高25~80㎝、茎は1~数本、直立、細いクモ毛状綿毛をもつ。
葉は薄く、下部の葉は葉柄に翼がある。中間及び上部の葉は無柄。
花は輻射型頭花、単生又は散房花序状に少数の頭花がつく。



「にほやかに君がよき夜ぞふりそそぐ白き露台の矢ぐるまの花」
     (北原白秋『桐の花』1913)

「令和参年(皇紀2681年)3月25日、記」









#植物

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