伊藤食品 あいこちゃんの給食・ライトツナ 業務用ツナ缶レビュー
Mar
9
伊藤食品 あいこちゃんの給食シリーズ
まぐろ油漬フレーク(ライトツナ)
きはだまぐろ油漬けフレーク・準高級品
貴重な国産業務用ツナ缶
クリスマスの足音も消えた12月最終週、水面下の交渉が実って長井家に届けられた「クリスマスプレゼント」。ツナがぎっしり1705g入ってる。
桁違いのカロリーや食塩相当量がゆえ長靴に入りきらないし、ツリーに飾れば転倒する、もちろんサンタさんも腰が痛くなる、業務用のツナ缶だ。クリスマスの飾りつけにぴったりの金色は鮪ライトツナを想起させるが、中身は美味しいツナ油漬(No.103)のスケールアップという成りだ。原材料の並びも全く同じ。
見た目通りBtoB用の製品で、同じ流通的特性を持つシーチキン1705gと違い問屋卸が存在していない(直接契約?)ようで、入手には困難をきわめる……というか一般人が普通の形で手に入るのかこれ?
2016.3製造。これを、昨年12/31に開催されたイモ・コメの論評本をつくるサークル大谷号の合同打ち上げに持って行った。おととしの冬・シーチキン1705gの単独レビューで提唱した「業務用のツナ缶も24人で割れば71グラムだから、人類が美味しく食べられる」。その仮説を証明するために。
会場には大谷号の号令によって集まった方々……農家さんから声優さんまで、13人が集まった。つまり一人131g。スーパーにある一回り大きいツナ缶と同等くらいの分量だ、これなら美味しく食べられるかもしれない。
缶を開けたところ
きはだまぐろの色だ。液汁ひたひたに見えるが、これは底に固まって沈んでいる身と絡ませる用のものだ。混ぜるとよくあるツナ缶の湿り気と液汁の割合になる。
塩気や脂っこさは前出の美味しいツナにそっくりで、身の大きさと食感が業務用特有の大きなフレークになっているという印象だ。シーチキンLフレーク1705gよりはあっさりしている。適度な塩味が打ち上げに持ち込まれた酒を進めてくれる。
完食した。普通に普通の味がする業務用国産ツナ缶。料理に使われても程よい存在感が料理の品質を下支えしてくれるだろう。
打ち上げの参加者からは「普通においしくて食べやすい」「ごはんとの相性がよさそう」という声をもらった。全員から好評だった。
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なお、アグレッシブな食べ方で最後の一滴まで美味しく頂かれたことを末筆に記しておきたい。
☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 3.9
・価格 【業・務・用】
・味覚評価 ★★★★☆ 3.8 #みんなで食べればこわくない
・入手性 ☆☆☆☆☆ 0.0 #BtoB製品だよ!
・原産国 国産
☆スペック
内容量 1,705g
5,115kcal/缶 食塩相当量19.5g
原材料 まぐろ、大豆油、オニオンペースト、野菜エキス、食塩
JAN:なし 製造固有記号YN2./ITO (商品番号6300004)
製造者 伊藤食品株式会社(静岡県静岡市清水区幸町2-67)
Tuna canning review No.101