今更試験なんて～

とは思ったのですが自分の実力を知りたくて受けてみました。
「フォトマスター検定」です。

こういう資格があることを今年知りました。そしてその問題を見たらこれは何もしなくてもいけると・・・

資格級は下から３級、２級、準１級、１級、ＥＸ（エキスパート）です。
まぁ、今の実力なら２級は何とかなるのではないかと思いました。

この歳になってしかも趣味の世界でまた試験を受けることになるとは思いませんでしたが思い切って挑戦してみました。

この試験は年に一度ですが隣接する級は２種類同日受験できます。
初めてですが自分のレベルからすれば２級は欲しいなと思ったのですが何も資格が取れないのはしゃくなのでまず３級と２級を受けてみることにしました。

受験準備としてはどのような形の問題が出るのかくらいは知らないとまずいので取り敢えず受験対策本は買い過去の試験を一通りやってみました。
結果はこれならと思えましたので今回は特に試験勉強は無しのいきなりのぶっつけ本番もよいところです。

受験会場は大体各県にあるようですが受験者が１０名に満たないと近隣の県と合同ということになり試験会場も遠くなりますが幸い１０名以上いたようで県内の試験会場で受けることができました。

受検に来た人たちの状況は若い人から定年退職したような人まで色々です。若い人は写真関係の仕事に就く場合の一つの資格になるし定年退職者の方は私同様実力試しかまた写真セミナーの講師でもするためなんでしょうね。

試験会場の管理は結構厳格でした。受験票には顔写真が要ります。
問題は６０問から上位級は８０問で時間は８０分です。
問題の３分の１はフィルムカメラ、デジタルカメラ、フォトレタッチからの得意分野の選択です。私は勿論デジタルカメラ分野を選択しました。
回答はマークシートなので基本的に全部択一か正誤を答える内容です。

私の場合午前中は３級で午後は２級でした。やはり２級の方が手応えはありました。

試験結果ですがまずまずだったんじゃないでしょうか？結果は年末に本人宛文書で通知があります。
良い正月を迎えられると良いのですが・・・

【撮影データ】
Canon EOS 7D＋EF100mm f/2.8L Macro IS USM
2011/11/20 22:49:01
SS0.5 F2.8 ISO100
露出補正 0

コメントに続きます。

問題の中で特に骨があると感じた問題です（２級）。文書読解力も必要ですがベースの回答を間違うと総崩れになるという恐ろしい形式です。試しにどんなものかと思われる方は挑戦してみてください。

この問題のスタートの値は ISO100　　SS 1/500　　F8　　ここからスタートしてISO400にするということは＋へ２段絞り又はSSあるいは両方で明るくしたことになるので ISO400(+2)　　SS 1/1000(-1)　　F11(-1)　　でこれで相殺されて＋－ゼロです。従って問題６の答えは２ですね。次にSS 1/4000にするということは２段SSを早くしたのでFを２段開ければ同じです。絞りで２段開けるということはF11からだとF5.6です。従って問題７の答えは２です。この時点でカメラの設定は ISO400　　SS 1/4000　　F5.6　　となっています。ここからマイナス２段の露出補正を行う訳ですが２段暗くするということなので ISO400　　SS 1/8000(-1)　　F8(-1)　　だと適正に対し２段早めたことになり結果マイナス２段の補正をしたことになりますね。従って問題８は１です。他の組み合わせでは２段のマイナスにはなりません。ここで補正を＋－ゼロに戻すのですからこの時点のカメラの設定は ISO400　　SS 1/4000　　F5.6　　となっています。露出モードをシャッター速度優先に変えてSSを1/8000にすると１段暗くなるので絞りを１段上げれば同じなのでF4となります。従って問題９は３です。（回答）問題６　２問題７　２問題８　１問題９　３で合っているはずなんですが。