少しふっくらと丸みを帯びたデザインになりました。こうして見ると一眼レフの特徴であるペンタプリズム部分が新しいMark IIIの方が少し大きいです。多分これは旧機種のファインダー視野率97%を100%にしたため大きくなったのだと思います。ファインダーの視野率が100%ということは見た感じがそのまま写るということで従来は97%でしたから厳密にはファインダーからは見えてなかった部分が写った訳で厳密なフレーミングの時思わぬ余分なものが写り込んで意図した写真が撮れなかったということがなくなる訳です。 斜め前からの比較ですがこちらから見ても5D Mark IIIが直線的から丸みを帯びた形なったことが分かります。
写真では分かりませんが丸いモードダイヤルがMark IIIはロック機構が付いたことです。私はカバン等に入れて持ち歩くことは少ないので不便は無いのですがMark IIはロック機能が無かったのでカバンの出し入れでモードダイヤルが勝手に回ってしまい気が付かないと思っていた設定で撮れてなかったということがよくあったそうです。それで最近のモデルはロック機構付きに替わっていますしロック機構の無い5D Mark IIや7Dにはロック付きダイヤルに換装する異例のサービスをメーカーが行っています。 背面の比較ですが大きく変わったのは電源スイッチの位置と形状です。これはCanonの最近モデルに近いです。
液晶モニターの解像度は上がり見やすくなっています。 背面は5D Mark II以降に発売されたEOS 7Dの方により近い状態です。斜め前からのフォルムも5D Mark II以降に発売された7Dの方に近いですね。
確かに慣れると5D Mark IIより7Dの方が斬新でしたが5D Mark IIIも最新のデザインに近くなったようです。 大きく変わったのが持った時のグリップ感です。私は手が小さく指も短いので5D Mark IIのグリップ感は7Dの方が良いなと感じていました。
こうして3台を比べるとグリップ部の曲線が微妙に違うことが分かりますが実は実際に握るところはかなりMark IIとMark IIIでは変わっているんです。次の写真をご覧下さい。 全く同じ位置からの比較写真ではないですが一番古い5D Mark IIに対しそれ以降のモデルの7Dと5D Mark IIIのグリップ形状は大変よく似ていることが分かります。
5D Mark IIは、グリップ前面の角(矢印部分)が丸い感じですが7Dと5D Mark IIIは角が立ってグリップの厚みも少し薄くなったようでこのことがグリップ感の向上と指先で引っ掛けて持った時のホールド感の良さになっているのだと思います。
断然5D Mark IIIの方が持ちやすく手に馴染みます。
Posted at 2013-06-18 15:20
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Posted at 2013-06-21 03:26
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Posted at 2013-06-18 19:35
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Posted at 2013-06-21 03:34
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