写真真ん中が「RICOH GR Limited Edition」です。左はRICOH GXR S10ユニットをつけたオリジナル状態。右がCANON PowerShot S95で大きさの比較のため並べて撮ってみました。
今までからこの「GR」の前進モデルとなる「RICOH GR DIGITAL」シリーズは独特の個性を持っており、ハイクラス・コンデジのさきがけではないかと思いますがかなり高価でレンズは35mm換算28mm単焦点というコンデジではズーム機能搭載が普通の中で異質な存在でした。しかし、レンズはGRレンズと言われるRICOHの高性能レンズを装備し写りは一般的なコンデジとは一線を画し「GRist」と言われプロでも愛用する人がいました。
私も今までカメラを購入する中で何度か検討対象とした「RICOH GR DIGITAL」シリーズですが一部そのDNAを持っているGXRをオールドレンズを使うと言う主目的で購入し「RICOH GR DIGITAL」シリーズは余り使う場合は無いと購入には至りませんでした。
でも、これからはスナップ写真も意識して撮りたいと思うようになり再び「スナップシューター」の異名を持つRICOH GRシリーズへの関心は高まってきました。 開梱して初めて触る実物に悲喜交々です。なかなか好みの渋い色合いでグリップも木目調のプレミアム感があってGood。それに意外と軽い。でも、思ったより大きいなぁというファースト・インプレッションでした。
大きさについては今までの「RICOH GR DIGITAL」シリーズの撮像子が1/1.7型から一挙にデジイチでは一般的なAPS-Cサイズになったのですからこれは映りとの引き換えなので諦めるしかないですね。
撮像子のサイズを具体的に言うと1/1.7型は7.6mm×5.7mmでAPS-Cは約23.7mm×15.7mmと面積比では8倍以上なんです。サイズはコンデジでも写りはデジイチクラスを期待できるわけです。ちなみにフルサイズと言われる36mm×24mmに対してはAPS-Cでもまだ面積比では43%位しかないのです。如何にフルサイズ・デジイチの撮像子は大きいかが分かります。 大きさにおいて写真上からRICOH GXR(撮像子サイズはAPS-C)、RICOH GR Limited Edition(撮像子サイズはAPS-C)、CANON PowerShot S95(撮像子サイズは1/1.7型)なのでGXRとGRはほぼ同じですがS95はやはり小さいです。
PowerShot S95(今はS110が常用ですが)は小さくて写りは普及型コンデジ以上(デジイチのサブ機)と言う点で物理的サイズにおいては今でもアドバンテージは高いと思っています。 同じ撮像子サイズのGXRとGRとの比較ですがGRの大きさはよく健闘している方と言えるのではないでしょうか?
もっともGXRは、ユニット交換方式なのでGRには無い機構も必要でその分大きいのは当然と言えますけど。
写真左:RICOH GXR S10
写真右:RICOH GR Limited Edition 同じ撮像子サイズのGXRとGRとの正面の比較ですがもGXRは、ユニット保持部が必要な分大きいことが分かります。
また、両方ともマグネシウムボディですがGXRは重い交換レンズを付ける強度も見込んであるので丈夫な分相当重く感じます。
写真上:RICOH GR Limited Edition
写真下:RICOH GXR S10 最後にRICOH GR Limited Editionの開発秘話をリコーのブログから紹介します。
今回のLimited Editionのベースになったのはリコーが8年ほど前に試作したRICOH GR DIGITALの試作機だそうです。その当時は技術やコスト面で製品化するのは難しく企画段階で終わったそうです。
Posted at 2013-11-25 08:52
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Posted at 2013-11-26 03:44
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