昨日は素晴らしい秋晴れの1日でした。そんなのどかな田舎の風景を写真に撮ろうと思ったのですが、パンフォーカス的に手前も背景の方もピントが合うような撮り方をしたいと思いました。 前後に広く(深く)ピントを合わせるには被写界深度が深い撮像子の小さなカメラを使うか出来るだけ絞るかのどちらかです。 最初に使ったのは1/2.3インチサイズの撮像子のPowerShot SX50 HSです。それで撮った写真が1枚目です。 次に、同じ画角になるレンズを使い撮像子がフルサイズの時はピントはどうなるかと撮ったのが2枚目で、使ったカメラとレンズは、EOS 5D Mark III+EF24-70mm f/2.8L II USMです。 2台のカメラの解像度が違うので同じ画角を撮っても元画像の画像の大きさは異なります。このブログのアップファイルの容量制限もあり何時ものサイズに縮小しました。 今回はサイズ縮小以外の画像調整は行っていません。2枚の写真の違いをどう感じて頂けるでしょうか? 実際のところ元画像サイズから大分縮小してあるので細かな違いは分かり辛いと思います。 そこで、それぞれの写真のピント付近を元画像等倍で切り出したのが3枚目と4枚目です。4枚目の5D Mark IIIの方が解像度が高いので同じドット数で切り出すと写っている範囲は狭くなります。同じ範囲ではないので単純比較は難しいかも知れません。 撮影は、両方とも手持ちでAFです。ブレは無いよう注意しました。絞りとISOは同じ設定に合わせましたがどういう訳かシャッター速度は1段の違いがあります。 3枚目と4枚目の元画像等倍で比較するとピントと解像感の違いが一目瞭然です。 3枚目のPowerShot SX50 HSの画像が眠い感じ(シャープ感が無い)なので手振れかなと撮り直しましたが変わりませんでした。 レンズの大きさとか撮像子の大きさとか物理条件が最初から違うので無理な比較かも知れませんが、その違いがこういう現実なのかと改めて思いました。