デジタルカメラには、色々設定項目がありますが初めて「高輝度側・階調優先」をするかどうかでデフォルトは、「しない」ですが「する」設定で撮ってみました。 ことの発端は、1枚目の写真を撮ったら白飛びした部分があると警告が出たことです。デジカメの撮像子は人間の目よりダイナミックレンジは、低いので極端に明るいところは「白トビ」で極端に暗いところは「黒つぶれ」といって写真では色の諧調が識別できません。 そこで白い空などの部分が多い写真を撮ると被写体の他の色のある部分に明るさをあわせると白い空などの部分は飽和状態になって細かな諧調情報は無くなります。それを防止する機能が「高輝度側・階調優先」なのです。 2枚目の写真は、「高輝度側・階調優先」を「する」設定で撮ってみました。そうするとカメラの白トビ警告は出なくなり適正な露出で撮れました。 カメラの撮影設定は、絞り優先、ISO Autoなのでシャッタースピード(SS)とISOは、カメラ任せとなります。 今回の2枚の写真のExif情報を見ると絞り優先なのでF値は、5.6で同じですがSSは、1/160と1/320でISOは、100と200となっています。 SSが2分の1になり、ISOが2倍になっているのでカメラの撮影時の明るさは、理論的には相殺されて同じです。 この数値変化から分かることは、一部が明るすぎるので標準よりSSを倍にして暗めに写し、暗めになり暗部が黒つぶれしないようにISO感度を倍にして明るく撮るようにカメラの感度調整をしたということになります。 高輝度側・階調優先を使うとカメラの露光特性がこのように変わるのかと初めて知りました。
Posted at 2014-12-08 04:20
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Posted at 2014-12-08 17:37
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Posted at 2014-12-08 06:40
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Posted at 2014-12-08 17:40
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