今回は、α7IIの5軸ボディー内手ブレ防止の威力について簡易検証してみました。 被写体の防湿庫は部屋の片隅に置いてあり机上のスタンドだけだと庫内の様子は肉眼では暗くて判読できません。 それを最近の高感度になったデジカメでは昼間のように明るく撮ることができます。人間の目より高感度は格段に上です。 で、絞り以外Autoで撮ったらISOはAuto上限設定の6400まで上がりましたがシャッタースピード(SS)は何と1.3秒です(1枚目の写真)。 手持ちですからこのSSではまず完全にブレが目立ちます。しかし、元画像等倍で見てもブレタ様子はありません(3枚目の写真)。 試にと全く手ブレ防止機能の無い機材で同じ撮影条件(絞り、SS、ISO)で撮ってみました(2枚目の写真)。見事にブレています(4枚目の写真)。 α7IIのボディー内5軸手ブレ防止機能は最大で4.5段分と謳っていますがボディー内に手ブレ防止機能が備わっているのでどんなレンズでもその恩恵を受けることが出来るのです。 これほどまで強力とはびっくりしました。 ISO6400の写りですが暗部の画質で比較すると高感度性能を謳うEOS 5D MArk IIIの方が暗部のザラツキも目立たず良いように思います。 画像センサーはCANONの自社製かSONY製(CANON以外はSONY製を使っているという噂)か議論されるところですが画質はセンサーだけではなく現像処理エンジンにもかかってくるので優劣論議は延々と続きそうです。