ローカル線風情

　　　　
何時もの彼岸花撮影地へ行く途中にローカル線があってその線路端に彼岸花が咲いていて線路と周辺のローカルな雰囲気が絵にならないかと思っていましたが今回は初めて場所を求めて寄り道しました。

しかし、小雨の中でゆっくりともしていられなかったのですが廃線かと思われるこの状況にはちょっと驚きました。

超ローカルで昔から利用者が少なく日本一？料金が高く、車両はボロボロ、施設整備も十分とは言えないこのローカル鉄道ですが、こんな草茫々状態は初めて見ました。

これには理由があります。私の想像ですが、昨年か一昨年ですがこのローカル線は枯れ草剤の影響で線路端の田の稲を枯らしたか残留薬の関係で問題となり線路から何メートル以内かの田の作物（稲が殆ど）の補償をし、かつ問題の稲の廃棄処分をして思わぬ費用がかかったことがあり枯れ草剤を使うのを止めたからだと思いました。

ローカルを走っているので機械で除草できる場所は限られ、かといって人力でするには作業費用がかかりすぎるということで運行に支障がない範囲で放置することにしたのでしょうね。

車両も写し込んだので廃線ではないと思って頂けるとよいのですが・・・

彼岸花が咲く頃の超ローカル線風情です。
　　　　　　　　　　　　　　　

いい感じのローカル電車ですね。こちらの地元の電車も大正昭和時期の古い電車を時々走らせるのですが、人気あります。地元と旅人とでは全く目線が違うのですね。草ボウボウも良いです。

この鉄道会社の最近の車両は奇麗になりました。以前はＪＲのお下がりでした。レース幅もＪＲの在来線と同じです。最近は色んな企画を作って集客に勤めているようです。ゆる鉄という意味では癒しになると思います。