このシリーズの最後です。 空港(基地)付近では航空無線を聴くことができます(対応した受信機が必要です)。 民間の空港付近でもそれは可能です。航空写真を撮る時はそれを聞いているとどの便が離陸するとか着陸くするとかが分かるということで、私もアマチュア無線資格を持っているので興味があって多周波に対応した受信機を持っているのでそれを持っていきます。 管制塔とパイロットとの交信は英語が基本で航空専門の略号などで言われるので全てが理解できる訳ではありませんしまた全ての交信が受信できるわけではありませんが聞いていると撮影の参考にはなります。 自衛隊の航空ショーの場合は結構日本語での交信もあるので進行の様子が分かったりします。 実は浜松基地の天候は良かったのですが所々に雲もありました。天候条件が完璧ではなかったようで演目を省略したりしたことがブルー・インパルスのパイロットと管制塔との交信で分かったりもしました。 また、アクロバットで出すスモークもちゃんと出す瞬間や止める瞬間はリーダーが指示していることも分かりました。 プログラムの事前の打ち合わせは当然あるでしょうが天候の状態によって臨機応変に変更して行うというのはやはり凄いなと思います。 猛スピードでお互いが飛び回っているわけでプログラム変更となればスタート地点で合流して体制を組んだりしないといけないわけですからね。 今年は初めて航空ショーの撮影を経験しましたがレンズ機材の限界や撮影テクニックの問題など色々分かりました。また来年も機会があったらチャレンジしたいと思っています。