レンズの収差
May
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しかし、写真全域ピントが合ってシャープかというと実はそうではないのです。
カメラレンズには収差という問題がついて回るのです。
収差は周辺光量不足・歪曲・色収差・色にじみなどの現象となって現れます。
周辺光量不足はデジタル全盛の今はソフトでの補正が比較的簡単に出来ますが色収差・色にじみは色の屈折率による違いが影響するのでその調整は簡単ではありません。
レンズメーカーは組成や製造法で屈折率や分散の異なるガラスを用いて収差を出来るだけ無くそうと努力しているのです。
その違いが当然コストにも跳ね返ってきます。
レンズの中心部は収差の影響が少ないのでその美味しいところだけを使うのは理想ですがそうするとカメラ本体に対しとてつもなく大きな径のレンズが必要となり携帯性は著しく損なわれます。
結局市販カメラは妥協の産物にならざるを得ないということだと思いますがより良い写真を求めて大口径レンズが欲しくなる所以がこういったところにあります。
コメントに上記写真の上下センターの左端・中央・右端の等倍写真を掲載しておきます。
Posted at 2010-05-03 21:55
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Posted at 2010-05-04 08:30
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Posted at 2010-05-04 18:14
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