ホットピクセルとローパスフィルターのゴミ
Dec
1
多くの方がメーカーの無償保証期間中に点検・修理に出していると聞き私も間際に気になる所の修理・点検をまとめてお願いしました。
色々説明もあったので一番近くの大阪のサービスセンターへ持ち込みました。
一番気になっていたのは撮像子のゴミまたは受光素子の生死です。
撮像子は半導体の一種ですが液晶画面でも「ドット欠け」と言われるように機能していない部分がどうしても出てきます。
液晶画面の場合は実際目に触れるところなのでドット不具合があると大変気になります。
しかし、ドット(ピクセル)不具合は品質上機能的に多くなければ支障が無いのでメーカーも一定個数以下なら正常品とする旨エクスキューズをしています。
しかし、カメラに至ってはこのピクセル異常は写真にもろ影響します。
そこでどうするかと言うとデジタル写真は画像を所詮ソフトで色を補完して作りだしているのでピクセル異常があらかじめ分かっていれば補完して出力できるのです。
ですからそういう修理(異常情報をあらかじめ登録)をしておけば一定数以下のピクセル不具合があっても写真には影響しないのです。
我が愛機ですが、幾ら撮像子の掃除をしてもどうしても取れない異常な点を2個認識しておりました。
そこで今回その異常が撮像子自体のホットピクセルやデッドピクセルと言われる物理的異常なのか頑固なゴミの付着なのかの見極めでした。
こういうことの説明はなかなか電話やメールだけでは説明し辛いのでサンプルデータを作りサービスセンターの担当者に説明しました。
その時点ではこれはゴミの一種でしょうということでしたが本日点検が上がり送り返す旨の連絡があった時どうだったと確認したらやはりホットピクセルだったとのことでその対処(ピクセル・マッピング)をしたとのことでした。
これで、ゴミ問題は多分解消されたのですっきりしそうです。
サンプル画像ですが普通ゴミだったら右側の様な写り込みになります。
サンプル画像は元画像等倍で異常部分を切り抜いたものです。
全体に背景が青いのはローパスフィルターのゴミ付着を確認する方法である絞りを最大に絞って青い雲の無い空や白い紙を撮るという方法で撮った青空だからです。
この場合ピントが合っているかどうかはゴミの写りの確認には関係ありません。
一般的に大きなゴミでない限りF値を11以上大きくしなければ写真に影響は出ることは少ないので多少のゴミ付着に神経質になる必要はありません。
ゴミなら自分で何時でも掃除もできますがこのピクセル・マッピングはメーカーでないと出来ないこともあるので無償保証期間中に対応した次第です。
撮像子のドット潰れは経年変化でも起こることです。定期的に確認する必要はあります。
また、荷物検査等でX線照射されることも撮像子を壊される原因になるそうです。嫌ですね。
Posted at 2010-12-02 00:47
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Posted at 2010-12-02 22:16
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