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高齢者のワクチン接種1回目が約90%完了した今、全米の死者が1日に41人まで激減。
去年末のクリスマスから約1カ月経った今年1/27。アメリカの1日のコロナ死者数は最悪の4012人となりました。あの頃、既に私の義親戚3人がコロナで亡くなっており、また、友人知人の中にぽつぽつと感染者が現れてきて、とても不安な日々でした。
現在も感染はまだ主にワクチン未接種者の間で起こっていますが、死者数は昨日の段階で41人まで激減。アメリカの人口は日本のざっと3倍なので、日本で言えば1日1約14人にあたります。未曽有の大惨事となったアメリカでは、まさに“激減”です。
そんな中迎えたのが一昨日、7/4日の独立記念日です。今年はほぼコロナ前のように、多くの家庭が皆で集まりワイワイBBQなどを楽しんだようです。
そこで心配になるのがリバウンドです。またクリスマス後のように感染者が急増するのか(ピークは8月初旬あたり?)、ワクチン効果が表れ何も起こらないのか?日々の統計を追ってみたいと思います。
4/2「枠外なのにワクチン接種&副反応」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/400670/2021-04-02
6/28「ラスベガスの新規死者数:ワクチン効果は?」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/408554/2021-06-28
6/29 「ラスベガス:深刻な働き手不足」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/408622/2021-06-29
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猪股るー:広告&翻訳代理店「Ru Communications有限会社」代表。広告代理店のコピーライターを経て、『るるぶ』『三都物語』などの編集者、女性向け情報誌『アヴァンティ』副編集長に。著書に日本植民地時代を生きた台湾のお年寄りを取材した『愛する日本の孫たちへ』(桜の花出版)、韓国で発売された日本語教材『チョロムンイルボノロマルハジャ(今時の日本語で話そう)』(サラミン出版)などがある。現在はアメリカ在住。
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私とリチャードさんの対談もぜひお読みください。
https://www.rucommunications.com/interview
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ラスベガス名物のアーケード街「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」(2021年6月末撮影)
ワクチン接種が進むアメリカ(重症化しやすい65歳以上の約90%が1回完了)ですが、「海外旅行はもう少し様子見」――となった時、人々が押し寄せる先は国内の観光地です。
その代表的な行き先の一つであるラスベガスは今、深刻な働き手不足に見舞われています。
先々週、地元放送局KTNV-TVのニュースでは、オープン直前のメガホテルResort World Las Vegas が“未だ何千ものポジションが埋まっていない”と、その危機的状況を伝えていました※1。
働き手不足は小さなレストランにも及び、給料を上げて人材を獲得しようとする所も出てきています。例えばカジュアルレストランSkinnyFATSの時給は今や2000円!※1 ラスベガスの最低賃金は1時間8.75ドルで(7/2~)、レストランはチップがあるため時給は一般的に低めであることを考えると、1時間20ドル(さらにチップ)はかなりの収入になります(その分、値段が跳ね上がる?)。
今月、ラスベガスにはメガホテルが2つもオープンしました。しかしアメリカの世界最悪のコロナ禍の中で建設を進めていた企業は度胸が据わっていますね。誰かがこの経済復活を見越して、反対する人々を説得し、力強く牽引したのでしょう。ワクチン接種を進めている日本にも同様の展開が待っている可能性があり、今、高い分析力を持った力強いリーダーが求められます。
4/2「枠外なのにワクチン接種&副反応」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/400670/2021-04-02
6/28「ラスベガスの新規死者数:ワクチン効果は?」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/408554/2021-06-28
※1 https://www.youtube.com/watch?v=s3npb12tbV4
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猪股るー:広告&翻訳代理店「Ru Communications有限会社」代表。広告代理店のコピーライターを経て、『るるぶ』『三都物語』などの編集者、女性向け情報誌『アヴァンティ』副編集長に。著書に日本植民地時代を生きた台湾のお年寄りを取材した『愛する日本の孫たちへ』(桜の花出版)、韓国で発売された日本語教材『チョロムンイルボノロマルハジャ(今時の日本語で話そう)』(サラミン出版)などがある。現在はアメリカ在住。
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1回目は腕がジンジンぐらいでそれも翌々日にケロッと何事もなかったように消えたのですが、2回目はちょっときちゃいました。
CDC(米国疾病予防管理センター)のサイトにも「2回目は副反応が出やすい」と書かれていたのと、周囲の人のほとんどが2回目に多少重めの副反応が出ていたので特段心配はしていませんでした。何より心配したのは締め切り!
ウォ~ッ、こんなことしとる暇ないんじゃああ!(←お下品ね)と車の中で駆け足したいような気持ちでウォルマートの薬局へ。ぶすっと打ってもらって、ダッシュでデスクに戻り、夕方の日本のクライアントさんとのzoom会議もバリバリこなした…のですが、徐々にへなってきました。いやーん、やめてと言っている間に熱が一気に104度(39.4℃)まで上昇。私は平熱が35.5℃なので、37℃でもへたるのに。
翌日も高熱は続き、締切に焦りつつ、諦めて丸一日ベッドの中。ところがその翌日にはまた、別人のごとくケロっと良くなり、締切戦士として第一線に復活したのでした。
もうすぐ2週間経つので、私は今度はワクチン効果全開戦士になっているのでしょうか。
3/15「ラスベガス:ワクチンが驚異的速度で」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/398992/2021-03-15
4/2「枠外なのにワクチン接種&副反応」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/400670/2021-04-02
5/8「ワクチン:わかりやすく復活したラスベガス」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/403886/2021-05-08
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ハワイなどもそうですけど、観光都市のコロナによる打撃はすさまじいものです。なにせ去年4月のラスベガスの失業者は33%! 日本の2021年3月の失業率は2.6%で、これでも自殺率の急増などが懸念されていますよね。
ところが、です。
今、ラスベガスのホテルは雇用の争奪戦を始めています。予約はどんどん入って来るのに、解雇してしまって人手が足りない。解雇した人たちもまた、失業保険や給付金をもらい終わるまでは…となかなか戻ってこない。それで某大手チェーンでは、働き手を紹介してくれた社員に謝礼金を払うというお達しまで出しています。
その分かりやすい復活を実現したのは、やはりワクチンです。ワクチンの優先枠を迅速にカジノやレストラン関係者に広げたクラーク郡のリーダーに感謝。5/6日の段階で154万回もの接種が完了し(ちなみにクラーク郡の人口は赤ちゃんや子どもも含んで234万人)、かつ各施設が安全対策に配慮した運営を行っているおかげで街には活気が戻って来ました(タガが外れ過ぎで大丈夫か…でも我慢が苦手なアメリカ人にはもう限界)。
ワクチンをたくさんの人が打ったら、きっと経済も復活するだろうと、何となく頭ではわかっていましたが、ここまでわかりやすく復活するとは。当たり前なのに改めて驚いている私です。
3/15「ラスベガス:ワクチンが驚異的速度で」 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/398992/2021-03-15
4/2「枠外なのにワクチン接種&副反応」https://jp.bloguru.com/RuCommunications/400670/2021-04-02
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ウォルマート内薬局の片隅に設けられた簡易コーナー内で接種
ラスベガスではいよいよ4/5から、16歳以上の成人なら誰でもワクチンを打てるようになります。私もこの日をもってようやく接種できるようになるのですが、昨日4/1に、ひょんなことから1回目を打ち終わってしまいました。
昨日の午後3時頃、「今、ウォルマートで誰でも打ってるよ!私も打った。おいでよ!」と連絡をくれたのは、近所のYちゃんです。
どうやらウォルマートの薬局に限らず、どの薬局でも、有効期限が近付いたワクチンは、バナナの叩き売りのように?打ってくれるのだそうです。
急いで駆け付けると、前に待っているのは1人だけというガラガラ状態(夫の付き添いで行った公式接種会場は、何百メートルもの長い列でしたが)。それでバシっと打ってもらいました。
私の番が来て机に置かれた長~い針の注射器を見ると怖くなりましたが、実際は「ぶす~っと刺す」のではなく、針先が皮膚に触れた程度の軽さ。「今日、何人打ちましたか」とお兄さんに聞くと、「あなたが91人目」。手慣れたものです。
ちなみにモデルナのワクチンでした。熱も気怠さもないし、やった~と思っていたら、夜寝る頃になって腕がジンジン。打ち身のような痛みが朝まで続いて、何度も目を覚ましてしまいました。翌朝の今は痛みはかなり減っています。
でもこれで、肺の弱い夫を心配するストレスが半減したと思うと、まるで背中に小さな羽が生えたような気分です。
ラスベガスでは既に、人口のほぼ2人1人が接種を完了しています。カジノや飲食店のスタッフが優先接種を終え、マスク着用義務や店舗のキャパ制限も厳しい、安全なラスベガスにどうぞ遊びに来てください。
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よかった!義姉の夫は陰性でした。さらにちょくちょく訪れていた娘さんたちも大丈夫でした。また、姉自身もワクチンが効いてきて、全く悪化せずに快方に向かっています。
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/391757
こういう時、アメリカの家は広いからいいですね。2人はそれぞれ広々とした1階を夫、2階を義姉と分けて生活しているそうです。
それにしても、今回は考えさせられました。医療従事者の方々は、大切な家族を危険に晒してまで他人に尽くしているんですね…想像では分かっていましたが…。しかも未だ不安が残るワクチンをまるで実験台のように先に打たなければならないなんて…。
もう一人の義姉はパンデミックが始まった頃にたまたま関係ない理由で仕事を辞めているのですが、今、どんなに人手が足りなくても「医療現場に戻る気はない」と言っています。「私たちは看護学校の卒業式で誓ったんだけどね…何よりも患者を優先すると…」。迷いのある眼差しでそう言う義姉を誰がとがめられるものですか…。
医療従事者の方々にどんな恩返しをしても、私たちは足りません…。
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