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ふくわじゅつ屋 あんでぃの日記

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朝の10分間とCOMMUOVERE

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シゲタサヤカ作 「りょうりをし... シゲタサヤカ作 「りょうりをしてはいけないなべ」 講談社

もうね、声に出して読んでると楽しいんです!
エラ・フランシス・サンダース作... エラ・フランシス・サンダース作  前田まゆみ訳
「翻訳できない世界のことば」
この本を知ったのは、ラジオでたまたま耳にした時でした。
その時の私はちょうど「翻訳」に興味を持っていたので、ネットで衝動買いしましたが、アタリ!でした。
翻訳に興味を持った理由は、明治の頃に「自由」とか「権利」などの言葉が日本語に訳された時に間違って訳されてしまったという話を聞いたからでした。。。
地元の小学校2か所で、読み聞かせボランティアに登録しています。子供たちに本を読んで聞いてもらう機会をいただけるなんて本当に幸せな事だと思います。

今朝は、6年生の教室に行きました。小学校卒業前のこの時期、6年生に何を届けたらいいか、、、、、なんていう視点で本を選ぶ余裕も無く、今回はただ自分が読みたい!楽しい!と思った本を読ませていただきました。
で、選んだのが

シゲタサヤカ作「りょうりをしてはいけないなべ」講談社

笑いじょうごの鍋が笑うという設定はナンセンスですが、後半の展開がグッとくる本です。
7分間読んであとの3分間は

「翻訳できない世界のことば」エラ・フランシス・サンダース作
前田まゆみ訳

の、ご紹介をしました。
世界のことばの中から、日本語には一言で訳せないことばを集めて、イラストと文字で紹介されています。見開きに一つ、計52個の単語。作者はイラストレーターの20代の女性で、絵の一つ一つに込められた作者のイメージが面白いのです。

この中から
マレー語で、バナナを食べる時の所要時間を意味する「ピサンザプラ」
フィンランド語で、トナカイが休憩無しで疲れずに移動できる距離、という意味の「ポロンクセマ」

そしてイタリア語 commuovere
涙ぐむような物語にふれたとき感動して胸が熱くなる という意味の動詞だそうです。

コンムオーベレ、と、読むそうです。

COMMUOVERE!と、生徒さんが皆さんで復唱してくれました。
最後に、1人の生徒さんが
「『りょうりをしてはいけないなべ』は、最初笑ってしまったけど、コンムオーベレでした。」と、素晴らしい感想でまとめてくれました。

本を通したこんなに楽しい交流をさせてもらえるなんて!本当にありがたい朝の10分間をいただきました。

コンムオーベレということばがあるイタリア語、学んでみたいなー。

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