どこまでリアルに書くかは、ともかくとして。
「仲間」を失った悲しみは、書けると思います。
でも、やっぱりわかんないことがある。
それは、那智の気持ち。
隆臣を好きだったなら、どうしてあんな簡単に、結姫を支える方向に向かえるの?
隆臣を好きじゃなかったなら、どうしてあそこまで、いけいけどんどんアプローチできるの?
結姫に敵わないと思っていたのなら。
隆臣が結姫を好きなことに気づいていたのだとしたら。
わざわざ、伽耶にケンカふってまで、結姫を鼓舞する必要、ないんじゃない?
いくら、結姫が憎めない存在だとしても。
少しは、ひがんじゃったりしてもよさそうなのに、まったくそんなそぶりを見せないのはなぜ?
ひがむと言えば。
あの花のめんまが、本当にクォーターであるとすれば。
髪色や肌色や、目の色に、その証拠がくっきりと現れていたとしたら。
それゆえに、クラスでは浮いた存在に、仲間内では魅力的な存在になっていたとしたら。
超平和バスターズの女性陣がもっと、「クォーターであるめんま」をひがんでしまうんじゃないと思う。
ひがんじゃいけない、差別しちゃいけない。
わたしたちはそんなことしない。
そう思うと同時に。
「敵わないのは、クォーターだから」、「せっかく、仲間に入れてあげたのに」、「外人だから、仕方ないよね」、「だって、外人だもん」
そんな思いを、抱いてしまうんじゃないかな。
そして、そんな自分を嫌いになる。そんな葛藤を抱く気がする。
もし、それが皆無だとしたら。あんたら、どんだけ仏様なんだよ、と思ってしまう。
上記の那智についての違和感も、ぶっちゃけ、そこなんだよな。
仮にも、隆臣を好きだったのなら。
何の葛藤もなく、結姫を支える側に、素直に回っちゃうのが、理解できない。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account