嘆きの声
Mar
19
仕事って、なんて厳しいんだろうと。
そういうものだろうと言われれば、
その通りだけど。
だけど、これでは、
いつまで経っても、
女性の幹部なんて増えない。
男女が共に輝ける社会なんてできない。
LGBTQが生きやすい社会なんて、
夢のまた夢なんじゃないかな。
性自認がはっきりしている、
おそらくは過半数を
占めているだろう立場にいても、
こんなにも生きづらいのだもの。
だけど、私にはきっと、
この生き方しかできない。
「妻」としての立場は、
「母親」としての立場は、
別の女性に譲って、
自分は仕事に生きるルートを
選択するしかできない。
だけど、そうなると、
今度は自分が部下を持つ
立場になったときに、
部下に対してどう接すれば
いいのだろうな、と思う。
自分の生き方を、
他者に押し付けることはできないから。
私もそうなのだから、
私はそれしか選べなかったのだから、
おまえも同じように社畜になれと、
そんなことは言えない。
私には他の道を選べなかったからこそ、
選べる人間には、選んでほしい。
別のルートを歩んでほしい。
それすらも、難しいのだなと、
「母」である先輩を見て思う。
彼女には、「お母さん」でいてほしいのに。
子どもたちの「お母さん」でいてほしいのに。
仕事と家庭の両立で大変な中、
嫌な顔せずに、私のサポートもしていただいて、
本当に頭が下がる。
彼女の仕事ぶりに対して、確かにもう少し、
こういう部分を丁寧にやってくれたら、
後任は助かるのにと、思う部分はある。
彼女の至らない部分を指摘する
先輩男性の言い分はわかる。
だけど。
それはそこまで、
言われなければいけないことなのか。
そこまで求められなければいけないことなのか。
世の中、本当に難しい。
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