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猫の揺りかご Blog

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シッコウ!~犬と私と執行官~第3話

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基本的にコミカルだから見やすいのだけど、
昔、似たような仕事をしたことがあるし、

つい最近までは、個々の生活に密接に関係する仕事もしていたから、
3話はいろいろと胸に来て、泣いてしまった。。。

施設に来る犬や猫がどんな環境からやってくるのかも、
身をもって知ってしまったし。

実際に今日、施設に保護され、
譲渡先を探している犬や猫と会ってきたことも相まって、

余計にぐっと来てしまった。。。

ほんと、人間って何なんだろう。
保護って何なんだろう。

わからない問いが胸にあふれて、
書かずにはいられなかった。




#ドラマ #レビュー #雑記

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ラジオ、湿度、レジ袋~お題bot*( @0daib0t )より

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まるでラジオの周波数が、
外界の雨と湿気のこもった部屋の空気とで
おかしくなってしまったかのように、

パーソナリティーの声は割れ、
不規則なノイズに邪魔されて、
BGMも途切れ途切れにしか聞こえない。

亜理紗はテーブルに無造作に置いたレジ袋から、
ガサガサとコンビニ弁当を取り出して、

電子レンジのスイッチを押した。

オレンジのライトが灯り、
ウィーンと音を立てたのを確認してから、

冷蔵庫からキンキンに冷えた缶ビールを取り出す。

外では雨が一層激しさを増し、
屋根を強く叩きつけている。

亜理紗はラジオを消してテレビのリモコンを手に取った。

流れてきたニュースに思わず、
チャンネルを変える手が止まる。

幼稚園の頃、無邪気に結婚を誓い合い、
やがて疎遠になった幼馴染。

彼が、特殊詐欺の容疑で逮捕されていた――。



#オリジナル #ショートストーリー #小説執筆

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出窓、卵、お断り~お題bot*( @0daib0t )より

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出窓から彼の姿を確認し、
わたしは階段を駆け下りる。

キッチンからはスクランブルエッグの
美味しそうな香りが漂っていて、
わたしは思わず足を止める。

ピンポン、というチャイムの音に、
わたしは我に返り、家主も慌てて玄関に向かう。

彼女が「セールスお断り」のステッカーが貼られたドアを開けた瞬間、

わたしはすかさずドアから飛び出して、
彼の脚にすり寄った。

「おはよう、ミケ」

しゃがんでわたしの頭を撫でる彼に、
わたしは飛び切り甘えた声を出す。

「にゃぁん♪」

彼女になんか渡さないんだ。
彼はわたしのものなんだから。



#オリジナル #ショートストーリー #小説執筆

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