「親思う・心に勝る親心 今日の訪れ・何と聞くらむ」吉田松陰
この句に触れたのは確か高校時代。
昨日、父親が他界して改めて噛み締めています。
他界直前、妹が電話を病室からしてきて、私の声を聴き何か言おうとしていましたが、電話が終わってすぐに苦しむことなく静かに息を引き取ったとのこと。
渡米し、永住権を取得した時点で死に目に会えない覚悟はしていました。しかし、最後に声を聞かせてやれたことに感謝。
今シアトル空港。あと30分で搭乗。
最期の別れを惜しんできます。
12年前に渡米したときに息子は10歳でいきなり現地の小学校5年生に編入。英語は全く知らずに毎日座っているだけ。遊ぶこともできず、円形脱毛症を経験。その後あまりのストレスから起き上がれなくなり、救急で入院すること一晩。
そんなスタートだったのによく頑張った。
大学のコミュニケーション専攻学生のなかでリサーチ部門で優秀レポートということで学部で表彰式があり、家族も招待されて夕方から行ってきました。受賞にはCash Award $100付き。
ある意味逞しくなったと親としては嬉しい限り。
夏に日本でインターンシップが見つけて、机の勉学に実学も積んで好きな道を見つけて欲しい。
このブログルも12年前来た当初、月の半分は出張で留守だったために家族への日記メッセージで始めただけに思い深いものがあります。
政治的なことはブログで触れることはありませんでしたが、週末の新報道2001における従軍慰安婦問題観て書留めてみたくなりました。
急に聖人君主的な態度と国民や視聴者受けする発言の人が目立ちますが、橋下大阪市長が主張している本質の問題は正しいと思います。歴史認識が正しくされずに勝者の論理で通される限り、本当の平和と和解はないでしょう。
臭い物に蓋をするというか水に流そうする曖昧な日本の戦後60年の姿勢にも問題があったと思います。
勝利国家による歴史の湾曲があれば、正すべき。
また紛争が決着つかないのであれば、第三者機関に訴える。そういうやるべきことを日本はきちんとするべきでしょう。ここは橋下市長の主張に賛成です。
東京裁判を戦勝国の一方的なものだと無効を訴えた当時インド判事のパール博士のような方を日本人はきちんと認識する必要もあります。
こうした発言が右翼、反米とかまた焚き付ける輩が今朝の番組でも見受けられましたが、そうではないと思います。真珠湾攻撃でも世論を勝ち取るためにすでに日本軍の攻撃を知っていて、わざと攻撃させたルーズベルト大統領批判もあると番組で言っていましたが、事実なら正しい反応のひとつでしょう。
原爆で広島、長崎のことは言われますが、広島と同じ人数が無差別にもっと惨い死に追いやれた東京大空襲は鎮魂の話題にも登りません。
橋下市長の発言は、勇気ある行動だと思います。
他人事でなく、我々国民ひとりひとりが真摯に考え、取り組むべき問題であることは間違いありません。
■ 今週の随感記
今週の出来事や最近感じたりしたことについての独り言
NHKのメイド イン ジャパンの第1回目「ニッポンの会社をこう変えろ」を観ました。疑問に思ったのが、小さな会社にしてお客様の声を聞けるように事業部制の復活をというパナソニック。本当に組織を小さくすれば顧客の声が耳に届くのでしょうか? 原因は別のところにあるはずです。社長のインタビューにしては、夢も戦略も感じられない寂しいものを感じました。
私だったら商品企画、マーケティング部門を事業部毎に充実させます。そして、全事業部を横断するコーポレート企画&マーケティング部門を置く。そうでないと再び横の連携や社内コミュニケーションが悪くなって、非効率な無駄使いが始まるのでは?
顧客の声が届く届かないは組織のサイズの問題ではなく、メカニズムの問題です。
そして、稲盛さんへのインタビューの「アメーバ組織」。
...続きはこちらから50歳からの起業 In シアトル
時差ぼけで朝3時過ぎに目覚め、2度寝のために本を読んでたが眠れずにテレビをつけたらニュースでホンダ F1参戦復帰のニュース。
アベノミクスによる景気回復などと本筋でない報道は如何なものか? 人気と一緒で景気も口にすれば、大衆心理としてはそうなる可能性もあることからいろいろポジティブな報道は良いことだか、だったら右下がりの不況などでは余計な心配を煽る無責任な報道は避けて欲しい。
今回はF1ルール改正でエンジンが1600CC&ハイブリッド技術採用かつその技術を市販自動車に応用の道が開かれたから。つまり、走る実験室そのもののF1になったのだから、創設者のDNAを継ぐなら間違いなく参戦でしょう。
それが技術者を元気にし、会社を元気にし、ひいては日本を元気にする。という意味ではとてもいいニュースだと朝一番から思いました。そして、そのまま眠れずに起きる羽目に。
ホンダ F1復帰会見
これからのホンダの活躍と共に眠かった今日1日を思い出すことになりそう。でもそれもまた嬉しいかな。
先週、大阪の彼の自宅兼仕事場にお邪魔し、武術談義。その夜には稽古に参加させていただきました。
こうした試し斬り披露やそれ自体は彼の本意でなく、彼の目指すところは別にあります。
良縁を育てていきたいと思います。
ブログから私を見つけてくれた大学時代の友人からのコンタクト。
今週の福岡出張中に会おうということになり、熊本からやって来てくれました。
待ち合わせ場所は、天神西鉄前の岩田屋。しかし、岩田屋はパルコに変わっていて、岩田屋は引っ越して別の場所。まず一人を西鉄駅前で会い、そのまま岩田屋に移動して、もう一人と無事合流。
全く変わっていないのに三人とも驚きながら(体重だけは皆増えていましたが)、刺身、焼き鳥に福岡といえばもつ鍋に舌鼓を打ちながら20年ぶりの再会に話題は尽きませんでした。
しかし、三者三様、それぞれ仕事でも苦労して来ていました。
場所を変えて二次会は、学生時代には行けなかった中州で一杯。
福岡転勤は二度泣くと言われるそうです。
東京本社から福岡支社転勤を命じられて、行きたくないと泣く。
数年後、本社に戻ってこいと命じられて、福岡を離れたくないと泣く。
その通りと思うほど、福岡という街は暮しやすく、高いLIFE QUALITYを楽しめる街だと思います。
青春時代の思い出。合コン、麻雀、パチンコから失恋などなど話していると笑い溢れる思い出。
そういえば、長渕剛が歌っていた「天神辺りの交差点で、待ち合わせですかあ」そのままの楽しい再会でした。
回想録 #16 デル転職の本音(1)
会社立上げよりも失敗シリーズを続けてみます。
デル極東部門の会社登記から立ち上げて、順風満帆とは言えませんでしたが、ストレスも相当ある一方、楽しく仕事のチャレンジをしていました。転職早々、数ヶ月で飯塚さんは手術入院。私の転職タイミングがズレていたらどうなっていたか? これも縁だと思いますが、ハードな仕事をこなしていた2人。健康だけは気をつけようということで人間ドックは全てのチェックを評判のいいしっかりとした病院で受けることにしました。
そして、6年近く経った頃の健康診断でひかかったのが眼。20年以上前はまだあまり言われていなかった正常眼圧緑内障と言われ、失明の可能性も将来あることを示唆されました。
実は、これが転職を考える大きな切欠となりました。仕事は充実していたし、本社からも副社長として本社に来ることを打診されたり、結婚して子供が出来てからは二子玉川から引っ越した、あざみ野での生活も子育てにはいい環境で全く不満なし。
しかし、もしこのまま自分が失明したら、家族はどうなるだろう?と考えるようになりました。ちょうど娘が6歳になって来年は小学校入学ともなると同じマンションの住人や知合いのなかでは、どこの小学校? お受験? などの話題も上り始めたのも同じ時期でした。
防府という田舎町で泳ぎは川で覚え、天神様や毛利邸の裏山を走り回って猿のような幼少を過ごしていた私としては、都会のお受験に違和感を覚えたのも確かです。今でも自慢は、田舎の竹馬の友。
上の娘が6歳で息子が3歳。自分は仕事経験、体力も充実している30半ば過ぎ。さてどうするべきか? 頭の隅にあったのは実家の商売を手伝っている妹2人に対する長男としての肩身の狭さみたいなものを持っていました。
子供を田舎と竹馬の友をもつ環境で育てる。親孝行、妹に対する気持ちなどいろいろ頭をもたげて来ましたが、仕事の面白さ、充実を考えるとデルを退職する選択肢はあり得ませんでした。
それがどう変わったのか?
そして、2度目の転職はどうだったのかを来週から続けてみます。
続きはこちらから
メルマガ海外編
友人からのメールで知った内容ですが、そのまま転載させてもらいます。
人の悪口を言うと、自分自身が傷つく理由。
脳は主語が理解できない
私たちが日頃何気なく使っている言葉が、脳と体に大きく影響しています。
例えば、脳は主語を理解できないという性質を持っています。主語が理解できないので、自分が発した言葉全てを自分のこととしてとらえてしまいます。
だから、人の悪口を言うと、脳の中では自分が悪口を言われた時と同じ状態になる。 つまり、相手の悪口を言うと、自分自身に悪口を言っていると判断し、自分も傷つき気分が悪くなります。人をけなしてばかりいる人は、なぜか自己嫌悪に陥っていくのはそのためです。
そして、より、人に対して攻撃的になります。(自分が自分を無意識に攻撃している状態となるわけですから逃げようがありませんね)
スポーツの試合で、どうしても勝ちたくて
【あ〜相手がミスればいいのに】
【相手のシュートが入るな ! 】
などと思うことが、ありますね !
それは、知らないまま自分で自分に呪いをかけていることになっているのです。反対に、相手を褒めれば、自分が褒められたのと同じ状態に。相手を褒めてあげると、自分が褒められたと思い、気分が良くなり自尊意識が高まります。
タイガーウッズは、ココ一番の大勝負の瞬間、対戦相手が上手くいきますように !と祈るそうです。相手という自分に余計な呪いをかけない!だから自分を妨げる思いが少ないのです。その結果あれだけの成果を出せるのです。凡人とは逆の思考なのです。
お題「ソープ女王」と聞いて何を期待されましたか? 今週は、英語版Soup Queenのお話です。
シアトルから北に車で2時間程。ちょうどカナダのバンクーバーとシアトルの中間に位置する所にバーミンガムという小さな街があります。ウエスタンワシントン大学以外にはこれっといって何も田舎街。
その小さな田舎街で20歳の時に1万5千ドルのクレジットリミットでビジネスを始めた大成功を納めている女性がいます。名前が Anne-Marie Faiola。今では2児の母親で3人目がお腹の中。
そのビジネスがソープ(石鹸)なのですが、自分で石鹸を作る材料、キットを販売しています。そのサイトがこちらのBrambleBerry
その販売方法がネット販売だけ。
先月2月の売上が$150万(約1億5千万円)。社員はたったの10名ばかり。
現在登録顧客は全米で6万人。その約40%が自分で口紅や石鹸を作って小売りをしているそうです。
妊婦とは思えないエネルギッシュで頭の回転が速い。そんな彼女の話を今週は2時間ばかり聞いて来ました。成功の秘訣は、ソーシャルネットワーク。
女性に限らず、人々は買物をする時に、自分の友人からの情報、紹介の商品は信頼して購入する、いわゆる昔から言われている口コミをSNSを屈指してバーチャルで具現化し成功をおさめています。
そのノウハウの一部詳細は次週にお伝えしましょう。
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