フェレット装甲車(Ferret Scout Car)が横浜に到着したのは4月18日。 いぶん時間が経ってしまったが、未だ修理中。 さて、ミッションのトラブルがやっと直ったようだ。 次はエンジンパワー。 プラグ交換が必要との報告があり、手配をお願いしました。 このあたりの作業も、狭いスペースしかなく、物凄く大変なのだ。 外したプラグは・・・@。@? 以下、現場レポートです。 ------- 作業は順調に進行しております。 プラグ交換をするにあたって、その特種な形状の為日本国では流通しておりませんので、 先ほど、UKに大至急でオーダーをかけました。 プラグ自体をよく観察してみると、通常白いガイシにあたる部分が金属の筒に覆われていて、 プラグワイヤーとの結合は、プラグキャップをはめ込む一般的は方法とは違い、金属の筒の 上部にネジ山が切ってあり、プラグワイヤー側からナットで締め込む方法です。おそらく、 リーク対策、完全防水の為だと思います。 プラグの燃焼室側の形状、中心電極を包むガイシの厚み等からして、いわゆるイリジウムプラグ の一種ではないかと思います。また、中心電極を覆うガイシが薄いので、どちらかというと火花は 弱いものの、一般的なプラグに比べて、より高温に対しての能力が高いようです。 この種のプラグの使用対象車種を調べたところ、"MILITARY VEHICLE" "AGRICULTURAL PETROL ENGINE" となってました。 ------- 構造から部品まで、乗用車の概念では対応できない^^! それにしても、戦車とトラクター用は一緒なの? 1963年製のフェレット装甲車が、街を走る日は近い!
Posted at 2012-07-01 17:32
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