右は、2002年製造 BMW E46 M3. ただし、2006年~2007年にかけて実際に、スーパー耐久・ST3クラスに参戦していた完全なレース車両。 車検取得後、サーキットまでの足車であり、走行会&レース車両として使用中。 左は、2011年製造 AUDI TT-RS 現在のZAKI足車。 ただし、LOBA LO500Pタービンや、iSWEEP コンペティション・サスペンションで武装された500馬力を出力するチューニングカー。 レース車両E46で鈴鹿国際レーシングコースを楽しんだ後に、チューニングカーTT-RSに乗換えてみた。 コーナリング限界が全くので、もたもたしてしまう。 公道では、過激なほどに硬く感じるコンペティション・サスペンションも、今のセッティングでのサーキット走行では姿勢変化が大きく、同時にドライバーズシートのホールドが不足していることと、ドライビングポジションがサーキット走行に向く調整が不可能(設計上の問題)なため、速く走ろうとするとかなりの重労働だ。 それでも、500馬力を誇る我がTT-RSの加速は絶大! ストレートエンドでは、レース車両であるE46に+20km/h程の差速度を付けてしまう。コーナリングスピードはレースカーと比較すると圧倒的に遅いのでタイムは伸びないが、直線の速さは驚くばかりだ。 しかし、3周ほど走るとブレーキのタッチが甘くなってくる。 ピットに戻るとブレーキ周辺からは、豪快に煙が立ち上がっていた。 それに対して、レースカーであるE46は、2時間走っても全く動じず、快適な走行を続ける。 実は、市販車をサーキットに持ち込んで、トラブルを起こさない車は少ない。 水温の上昇、熱によるトラブル、ブレーキのべーパーロック、警告灯の点灯など・・・。 そういう意味で、サーキットを全く普通に走って、そのまま普通に乗って帰れる市販車メーカーは、世界の中でポルシェしかないのではないだろうか? ちなみに、僕のBMW E46はレースカーなので、サーキットではトラブルなく走り続けることができるが、公道走行では体力が必要だ。
Posted at 2017-02-17 11:03
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Posted at 2017-02-19 22:40
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