新型コロナウイルスとワクチンの関係に関して、怪文書が多すぎるので、公的な資料を基に自分が理解したエビデンスを交えてまとめてみました。 まず、急造されたワクチンには、これまで認可されていない成分がありますが、「本剤の製剤 特性を担保するために必要」という事で使用されています。 ファイザー社のワクチン添付文書: 【参考:添加物ALC-0315及びALC-0159の安全性について 】 ○ ALC-0315及びALC-0159は添加剤としての使用前例がなく、DSPCは特定の製剤又は特定の条件下においてのみ使用が認められている添加物であるが、本剤の製剤 特性を担保するために必要。 ○ 製剤を用いた毒性試験のうち、ラットにおける反復筋肉内投与毒性試験では、肝臓への影響(血中GGTの増加及び肝細胞の空胞化)が認められたが、毒性学的意義 は低いと考えられた。 →これらの添加剤を使用することは可能であるが、長期間の反復投与毒性が評価されていないことから、これらの添加剤は、本剤の用法・用量に限った使用とすべきであると判断された https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000738916.pdf ・・・とされています。 これは、事実です。 また、そもそもワクチンの効果は「発症予防効果(94%~95%)」であり、感染予防に関しては研究中であると明記されています。 厚生労働省Q&A資料: 「日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、いずれも、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、重症化を予防する効果が期待されています。効果の持続期間や、感染を予防する効果についても、時間の経過や接種者数の増加に伴い、研究が進んでいます。」 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0011.html つまり今回のワクチンは、死亡や重篤化を防ぐために、緊急的に使用されているものである事は間違いなく、完全に安全なものと言い切る事はできません。 そもそも、どのワクチンにも完全な安全など存在しませんが、ワクチン接種後の死亡例は、研究が進んだインフルエンザワクチンなどに比べ多くなっています。 厚生労働省 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要: https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000816282.pdf この資料の死亡原因について、「評価できない」がほとんどであり、「ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの」に数字が無いのは不自然にしか見えません。 これらの資料を基に、ワクチン不要論を述べられている医師等の資料や意見を散見します。 その、多くの論理展開の根拠となるものに、「感染者は人口比率1%であり、その1%の人95%の効果があるだけだ」というものがあります。 この根拠に対して、私はそこまで楽観していません。 その理由:感染者が人口比率の1%であるのは、これまでの行動規制が効果を示している状態での事で、これは10%にも20%にもなりうると考えられます。 また、多くの資料にご自分の主張を正当化するための、巧みな装飾が加えられています。 例えばファイザーの初期の治験資料では、 ①ワクチン接種群18198人中8人(感染症確定症例) ②プラセボ接種群18325人中162人(感染症確定症例) というものがありますが、この②を利用して 「感染者の1%しか発症しない」と誤解させる資料も見受けられました。 このような装飾のある資料や、エビデンスを示すことができない資料、文脈の一部を利用した資料、古い数値が使用されている資料は、単なる怪文書だと判断しています。 皆さんがご自分の信じる正義のために発言されている事と思いますが、SNSの時代は自分の信じたい内容の書き込みを容易に見つける事ができます。 私を含め他人が発言している内容を見つけて「自分と同意見を見つけた」「やっぱり正しかった」と判断する事は短絡的すぎます。 現代において、他人の意見に流されず、真実を見つける事は至難の業です。 しかし、自分の意見に矛盾があり、何か新しい事実を発見した時は、「君子は豹変す」がSNS時代の処世術です。 意見が変わる事は、恥ずかしい事ではありません。 さて、ワクチンの感染予防効果はそれほど期待ができない事と、安全性に問題が含まれていそうだという事はすでに述べました。 それでも、不完全なワクチンを緊急使用している理由は、社会全体が感染しても死亡したり重篤化する確率を減らす目的があると見ています。。 新型コロナウイルスの蔓延は既に止める手立てがなく、また発症者が増えて医療が追いつかなくなると、重篤化から死亡するケースが激増する事は明白です。 実際に、発症・入院から回復された方数人にインタビューをしていますが、一様に「ものすごく苦しい」「死を覚悟した」「2度とかかりたくない」と言われています。 治療薬も存在しますが、腎臓・肝臓の数値が悪い人等は、治療薬による弊害が予想されるため、適切な治療そのものができません。 ある男性は、肝臓の数値に問題があり、治療薬を使えずに高熱と微熱を繰り返す中、「次に高熱が出たら、やむを得ず治療薬を使う」という医師からの宣告を受け、家族友人に没後の始末をお願いをしたそうです。 その後、回復されたのでインタビューができましたが。 政府がワクチンを勧める理由は、状況を放置して数十万人を殺すのか、ワクチンにより数千人を殺すのかという非常に政治的な判断のように見えます。 私が政治的判断する立場であればどちらを選択するか迷う事はありませんが、どちらを選んだとしても天国には行けなくなることを覚悟せねばなりません。 判断する立場とは、そういうものです。 新型コロナウイルスの蔓延を食い止める事ができる時期は、過ぎ去りました。 現状は新型コロナと共に生き抜く知恵が試されています。 いずれ、誰しも感染する順番がまわって来ます。 その時、抗体をお持ちではない方は、生死をかけた勝負をしてください。 それまでの健康状態が良好である事を願っています。 また、医療体制がひっ迫していない時に、あなたの順番が来ますようにお祈りします。 ワクチンを接種すべきかどうかは、あくまでご自分で判断してください。 最後に、専門的な知識がなくても理解しやすい話をひとつ。 【交通事故とシートベルトの関係】 ・99%の人は事故に遭遇しない。 ・使用できるシートベルトは開発直後で、改良版はまだ発売されていない。 ・シートベルトは事故に遭遇する1%の人だけが必要なのに、全ての人に要求される。 ・シートベルトによる、事故の予防効果は期待できない。 ・シートベルトによって、事故で死亡する事や大きな怪我を95%防ぐことができる。 ・シートベルトをしていても助からないケースがある。 ・シートベルトが原因で死亡する例も存在する。 あなたは、シートベルトをするのか?しないのか?