ニヌハ3 無人島へ
Apr
6
漕ぎ手も練習ならば、舵取りも練習だ。
忠さんは、舵取りと帆持ちを一人でこなすつもりらしい。
漕ぎ手を左右均等に配置する為には、乗船人数は5名となる。
バランスは徐々に良くなってきた。
やっと、エイクに力が入れれるようになってきた。
僕の筋肉も、やるべき仕事を理解し始めたようだ。
忠さんに作成してもらった「パワー・エイク」は、強靭な筋力を要求する厳しい道具だが、このまま練習を続ければ使いこなせそうな気がしてきた。
ともかく、にいぶい村から浮原島まで漕ぎ進むことができた。
下門おじいが作った「遠くへ行くためのサバニ」は、平坦な海では神経質にふらつくが、波の中では安定感が増す。
波の中を進むニヌハ3は「水を得た魚」なのである。
今回は、その片鱗を見た。
おじいが詰め込んだ隠された力は、まだまだあるに違いない。
それを引き出すために、今日も練習だ。
Posted at 2008-04-07 07:22
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Posted at 2008-04-08 10:36
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