おじいとの話も終わり、てその場を立ち去ろうとしたとき、おじいの作った模型のサバニが目に入った。 衝撃的な瞬間だった。 この帆の形状は、仲村氏が作成したニヌハ2の帆の形状と同一のものだった。 仲村氏は目を見開いて動かない。 驚いている僕らに、おじいは言った。 「伊江島の帆は昔からこの形だよ」仲村氏が何枚も描いたデザイン画から、考え抜かれた末にできたものがニヌハ2の帆だ。 ここまで酷似していることに、何か運命的なものを感じざるを得ない。 仲村氏のDNA配列に組み込まれた何かが、伊江島の帆を作らせたのだろう。また会いに来ると約束し、フェリー乗り場へと向かった。
Posted at 2006-11-16 22:40
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Posted at 2006-11-17 13:46
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Posted at 2006-11-19 09:04
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Posted at 2006-11-20 02:42
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