アウトリガーの無い古式サバニは、帆柱を立てるとひっくり返る。 ならば、昔の人たちはそれをどのように乗りこなしていたのだろうか? それを知るために、糸満市へ向かう。まずは、個人で博物館【海人工房】を運営する上原氏を訪ねた。 この中には、古式サバニに関する資料があふれている。 古いビデオを見せてもらいながら、古式のエーク(櫂)、ユートイ(垢汲み)などの説明を受ける。ハーリーで有名な糸満と言う土地柄なのか、糸満のプライドを強く感じる。 見たい映像は貸し出し中で見れなかったが、たくさんの貴重な資料を見せていただいた。