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posted 2013-07-21 05:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
中国の古典的物語は、『三国志演義』や『水滸伝』・『西遊記』などはお馴染みですが、今回新しい分野の「武侠小説」として、表題作を初めて手にしました。 著者は海寧県出身の香港の小説家で、香港の『明報』とシンガポールの『新明日報』の創刊者でもあります。 『白馬は西風にいななく』・『鴛鴦刀(えんおんとう)』・...
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posted 2013-07-20 01:14
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
没後20年が過ぎ、熊切和嘉監督映画『海炭市叙景』で見直された作家<佐藤泰志>の唯一の長編小説です。 1990年10月、自ら41歳の人生に幕を下ろした著者の作品は絶版になっていましたが、2007年に個人出版社クレインが作品の刊行を行い、映画化が後押しをして、文庫本で出版されています。 芥川賞候補が三回...
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posted 2013-07-18 05:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第一章、第二章と読み進むにつれて、「なんだこの小説は!!」と目をみはり、時間を忘れて読みふけるほど、興奮度・満足度・刺激度満点の導入部分でした。 世界的に認められた画家でありながら、新潟県のさびれた港町・T町で、戦後から民宿「雪国」を営んでいる<丹生雄武郎>の隠された人生を、一人のジャーナリスト<矢...
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posted 2013-07-16 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
昨年読みました 『暗渠の宿』 の自虐的な文章が強く印象に残っていますが、さらに赤裸々な生活を描いた『焼却炉行き赤ん坊』・『小銭をかぞえる』の2編の小説が収められています。 『焼却炉行き赤ん坊』は、暴力的な態度で女と接してきた主人公が、ようやく見つけた中華料理屋のウエイトレスとの同棲生活の状況を、あく...
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posted 2013-07-15 01:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
神戸花時計を写した帰り、繁華街に出てきましたので、大手書店に出向きました。 JR神戸駅近辺にも書店はありますが、品揃えはやはり売り場面積と比例するようです。 1994年に『クリスマスのフロスト』で華々しいデビューをし、その後『フロスト日和』(1997年)、『夜のフロスト』(2001年)、『フロスト気...
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posted 2013-07-14 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
副題に「名探偵浅見光彦の」と付いていますが、著者の一連の推理小説の主人公を登場させ、掛け合いで各地のグルメをレポートしています。 永井荷風をはじめ、池波正太郎、吉田健一、丸谷才一、東海林さだお等、作家で料理を語る人は多く、それぞれの目線の違いが楽しめます。 最初に出てきた名古屋のかしわ料理専門店「鳥...
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posted 2013-07-13 18:44
季節の匂い
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紫
『三匹のおっさん』を読んで、ふたたびがあることを知り、図書館へ予約を入れました。 2月7日に予約した本が7月12日に手元に来ました。 新刊を図書館で借りようとすると、それはもう新刊ではなくなっている期間を要します。 気にしていなければ、何を予約していたのか分からなくなる時間の経過です。 文化の香らな...
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posted 2013-07-13 04:16
神戸角打ち学会(至福の立ち呑み)
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神戸のおいさん
先日7日に 「七夕呑み会 角打ちの日発信!」 を開催した店。 尼崎にある 「中島酒店」 の 『中島南店』 です。 6月に週刊ポストの取材を受け、今週の7月19日号に掲載されました。 神戸角打ち学会からもメンバーが参加し、角打ちを楽しみました。 みなさんいい雰囲気で写っていますね。(おいさんは大分帰省...
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posted 2013-07-12 05:22
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
タイトルの『ぬばたま』は、アヤメ科の「ヒオウギ(檜扇)」の種子を「ぬばたま(射干玉)」といい、ぬばたまのように黒いという意味から、「夜」や「髪」などにかかる枕詞のことです。 文庫本には、四話の短篇が収められていますが、それぞれの物語は「壱」・「弐」という具合に表され、短篇としてのタイトルはありません...
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posted 2013-07-10 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
九州天草にある通称《地獄島(波越島)》では売春が行われており、14歳で祖母に売られた主人公<水原>は、10年間働かされたあと島抜けを果たします。 逃げ出した女は、引き戻されると一生働らかせれるという厳しい掟があり、島には日本中のヤクザが進行する古い<九凱(くがい)神社>がありました。 過去の縁を切る...