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posted 2021-10-10 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
7月21日より本日10月10日まで、東京・湯島の「国立近現代建築資料館」にて、『特別展「丹下健三1938-1970」戦前からオリンピック。万博まで』が開催されていました。 2度の東京五輪の会場となった国立代々木競技場を中心として、前川国男建築設計事務所時代、会場マスタープランを担当した日本万国博覧会...
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posted 2021-10-05 03:05
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ファルコン
第2回渡辺淳一文学賞を受賞した『マチネの終わりに』から2年ぶりになる<平野啓一郎>の本書『ある男』は、2018年9月に発行され、「第70回読売文学賞」を受賞、2021年9月10日に文庫本として発売されています。 帰化した在日三世の弁護士「城戸章良」は、かつての離婚裁判の依頼者である「里枝」から、「あ...
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posted 2021-09-28 04:05
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ファルコン
本書『沈黙のパレード』は、「ガリレオ」シリーズ第一作『探偵ガリレオ』の刊行から20年を経て第9弾にして、6年ぶりとなるシリーズ4作目の長編として2018年10月11日に文藝春秋から刊行され、同社より、2021年9月10日に文庫本が発売されています。 突然行方不明になった定食屋の19歳の看板娘「並木佐...
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posted 2021-09-25 04:05
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作家<吉村昭>〈1927年(昭和2年)5月1日 ~2006年(平成18年)7月31日〉が没して、はや15年が経ちました。『戦艦大和』や『冷たい夏、暑い夏』など40作ばかり刊行されていますが、このブログ開始以前に亡くなられていますので、読書日記には登場していません。 本書『食と酒 吉村昭の流儀』は、2...
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posted 2021-09-21 04:05
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著者<大崎梢>は、元書店員であり、連作短編集『配達あかずきん』にて作家デビューしています。本好きとしては元書店員らしいタイトルの『平台がお待ちかね』などがあり、気になる作家のひとりです。 そんな著者の総合出版社「千石者」を舞台にした作品として、『プリティが多すぎる』 ・ 『クローバー・レイン』 ・ ...
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posted 2021-09-15 05:25
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ファルコン
第6回本屋大賞にも輝いた『告白』(2008年8月刊)で、<湊かなえ>は作家デビューを果たし精力的な執筆活動を続けています。「デビュー10周年記念作品」として書き下ろされたのが、自己最長となる原稿用紙約700枚の大作『未来』です。2018年5月に単行本として刊行され、2021年8月8日文庫本(481ペ...
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posted 2021-09-07 04:25
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<堂場瞬一<の本書『宴の前』は、2018年9月に単行本として刊行され、2020年7月20日に文庫本が発売されています。 民自党現職知事76歳の「安川美智夫」は、4期16年を務めて県知事を引退すると表明していましたが、政治路線を託す予定の「白井」副知事への後継者指名をためらっている間に「白井」が急死し...
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posted 2021-08-31 03:05
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本書『神様からひと言』は、<荻原浩>のサラリーマン小説で、2002年10月に光文社より単行本として刊行され、2005年3月に光文社文庫より文庫化されています。 主人公は、大手広告代理店を上司とのもめごとで辞め、「珠川食品」に再就職した「佐倉凉平」27歳です。 入社早々、販売会議でまたもトラブルを起こ...
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posted 2021-08-27 04:45
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ファルコン
『かがみの孤城(上)』に続いて『かがみの孤城(下)』です。 前巻(上)では、鏡の中のお城に集められた不登校の7人が同じ中学校だとわかり、3月期の始まる始業式には、みんなで登校しようというところで終わっていました。 予測できたことですが、始業式に出向いた「こころ」は、誰とも会うことができませんでした。...
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posted 2021-08-24 04:05
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ファルコン
<辻村深月>による本書『かがみの孤城』は、2017年5月に(ポプラ社)により単行本として刊行され、2021年3月5日上下巻2冊として文庫化されています。 文庫本の帯には、2018年度本屋大賞受賞作で、王様のブランチブック大賞など8冠のベストセラーということもあり、また『ツナグ』や『朝が来る』が共に映...