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posted 2021-04-09 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
気になる文庫本の新刊も見当たらず、昨年2020年10月23日より公開されました<河瀬直美>が監督を務めた映画『朝が来る』の原作を読みました。著者の作品としては、第32回吉川英治文学新人賞受賞作の『ツナグ』以来になります。 映画『朝が来る』は、第92回米アカデミー賞国際長篇映画部門の日本代表作品であり...
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posted 2021-04-06 04:05
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ファルコン
著者<三羽省吾>の作品としては、『公園で逢いましょう』で感動し、『路地裏ビルヂング』を面白く読み、連名による短篇集『警官の目』の収録作品『シェパード』以来になります本書は2018年2月に『刑事の血筋』のタイトルで刊行されていますが、2021年3月10日に『刑事の遺品』と改題され文庫本として発行されて...
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posted 2021-04-02 05:25
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ファルコン
著者<乃南アサ>の作品は、私と誕生月日が同じということで縁を感じ、割と多く登場しているとおもいますが、本書『いっちみち 乃南アサ短編傑作集』は、単行本未収録作品を加えた2021年3月1日発行の文庫オリジナル短編集として、8篇が収められています。 1番に登場して、標題にもなっています『いっちみち』は、...
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posted 2021-03-26 05:05
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ファルコン
本書『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』は、第18回「このミステリーがすごい大賞」の受賞作品として、2020年1月に刊行され、加筆修正されて2021年2月18日に文庫本として発行されています。 建築の設計を生業としてきましたので、大賞受賞作品と言うよりは、「模型の家」と言う単語に興味を持ち手に...
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posted 2021-03-22 04:05
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ファルコン
著者<吉川英梨>の作品として 『十三階の女』 や 『十三階の神』 を読んでいる間に、刑事「原麻希」を主人公とする 『アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希』 に始まるシリーズが11冊刊行され、最新刊【2021年2月18日刊)の本書『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』が12番目を数えて...
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posted 2021-03-16 04:25
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ファルコン
2014年は、弘法大師が遍路創設1200年の節目に当たる年ということで四国88カ所を舞台とした『玉村警部補の巡礼』は、2018年4月に単行本として刊行され、2020年11月20日に文庫本として発行されています。 四国88カ所は、一度は巡礼として「歩き遍路」で回ってみたいと思いながら、<熊倉伸宏>の ...
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posted 2021-03-13 04:05
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ファルコン
時代小説の好まれる作家としては、一般的に史実的にまとめる<司馬遼太郎>を筆頭に江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた<藤沢周平>や<池波正太郎>が人気どころだと思いますが、私は<葉室麟>も外せない作家です。 (朝日時代小説文庫)としては 『柚子の花咲く』 以来になります『風のかたみ』です。 ...
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posted 2021-03-07 03:05
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ファルコン
本書の正式なタイトルとしては、『警察庁特命捜査官水野乃亜 モールハンター』になります。 新聞広告を見て、女性捜査官「水野乃亜」が主人公だということで手にしてみましたが、すでに第1巻として『警察庁特命捜査官水野乃亜 ホークアイ』(2019年6月)が刊行されているようで、本文中に第1巻の流れをくんだであ...
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posted 2021-03-02 04:05
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ファルコン
著者の作品として発行が後先になっていますが、4作品目の 『その女アレックス』 (2011年)の前に3作目として発行されています『監禁面接』(2010年)が、2021年1月10日に(文春文庫〉として刊行されています。 『その女アレックス』は、面白く楽しめましたので、本作の宣伝コピーに釣られて読んではみ...
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posted 2021-02-25 03:05
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ファルコン
兵庫県に関係ある地名ということで、今回は1998年11月に中央公論社にて「273作目」として刊行されています<西村京太郎>の『城崎にて、殺人』です。作品順番として後先になりましたが、「274作目」が、 『東京・松島殺人ルート』 でした。 ミステリー小説ながら、文豪<志賀直哉>の『城崎にて』(1917...