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posted 2021-02-11 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者自身が現役の石である<南木佳士>の著作は、エッセイ集として、『こぶしの上のダルマ』 ・ 『からだのままに』 ・ 『トラや』 ・ 『いきているかい?』 などを読んできていますが、小説としての作品を読んでいないことを、昨年2月に公開されました<村橋明郎>監督による 『山中静夫氏の尊...
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posted 2021-02-02 04:05
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ファルコン
本書は前作『令嬢弁護士桜子 チェリー・ラプソディ』(2019年・10月5日・幻冬舎文庫)に続く2作目で、正式な題名は、『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』です。 玉川パートナーズ法律事務所に所属する弁護士「一色桜子」は、祖父が購入した土地の賃貸収入で高級住宅街田園調布の一画に住居を構える法曹一家...
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posted 2021-01-31 04:05
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ファルコン
<堂場瞬一>の 『検証捜査』 に始まる『☓☓捜査』シリーズとして、 『凍結捜査』 に次ぐ6作目になる『共謀捜査』は、文庫本書き下ろしとして2020年12月25日に発行されています。 フランス・リヨンにある国際刑事警察機構(ICPO)に出向している警察官僚の「永井」が、帰宅中に拉致されてしまいます。同...
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posted 2021-01-28 04:05
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ファルコン
武士道の世界を舞台として、ホロットさせられる人情物語の語り手として好きな作家の<葉室麟>の『蛍草』は、2015年11月15日に文庫本になっています。 また、2019年に『螢草 菜々の剣』と題しNHK BSプレミアム「BS時代劇」にて、<清原果那>主演として(7話)構成でテレビドラマ化されています。 ...
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posted 2021-01-25 04:25
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ファルコン
本書の正式のタイトルは長く『ブラックツイン 組織犯罪対策部特攻班』です。新聞広告で見つけた本書ですので、著者<沢里裕二>の作品としても初めてになりますが、双葉文庫としては本書で8冊目の文庫本でした。 タイトルを見て「組織犯罪対策部特攻班」という部署が気になったのですが、刑事物でありながら、前回(6)...
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posted 2021-01-22 03:50
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ファルコン
著者<福田和代>(53)は兵庫県神戸市出身の作家ということで、 『TOKYO BLACKOUT』、 『ハイ・アラート』、 『タワーリング』、 『暗号通貨クライシス BUG広域警察極秘捜査班』 など目に留まれば読むことにしています。神戸大学工学部化学工学科卒業という「リケジョ」らしく、2007年、航空...
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posted 2021-01-19 04:05
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ファルコン
<笹本稜平>の『越境捜査』シリーズ第6冊目として、2017年9月に単行本が出ていますが、ようやく文庫本として昨年12月13日に文庫本(840円)として発行されています。 好きな作家のひとりですので、気を付けて新刊はチェックしているつもりなんですが、どういうわけかシリーズとしては、第2弾 『挑発 越境...
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posted 2021-01-09 04:05
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ファルコン
あまり小説の分野を限定するのは好みではありませんが、<エド・マクベイン>の『87分署』シリーズや、<マイ・シューヴァル>と<ペール・ヴァールー>夫婦の『マルティン・ベック』シリーズに馴染んだ世代としては、刑事物には目がなく、新聞広告で「巡査長 真行寺弘道」のタイトルが目に飛び込み、文庫描き下ろしとい...
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posted 2021-01-02 04:05
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ファルコン
今年最初の読書は、<濱嘉之>の「院内刑事(デカ)」シリーズとして、『『院内刑事 ブラックメディスン』・『院内刑事 フェイク・レセプト』に続く4作目の『院内刑事 パンデミック』(2020年11月13日刊)です。発行日を記載しましたのは、現在の新型コロナウイルス感染をタイムリーに話題として取り入れている...
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posted 2020-12-29 04:05
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ファルコン
本書『炎罪』は、京都府警下京署に所属する女性刑事「片岡真子」を主人公とする 『時限』 (この時は五条署勤務)以来になるシリーズ2冊目です。期待していた通り京都弁のはんなりした「片岡真子」の再登場です。 全焼した精神科クリニックを定年後開いていた自宅から、精神科医「山之内」の焼死体が発見されます。放火...