-
posted 2020-12-27 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『十津川警部の抵抗』は、1995年6月に「カッパノベルス」として刊行され、1998年9月20日に(光文社文庫)として発売されています。 物語は、元刑事で「十津川」警部の部下であった私立探偵の「橋本豊」への奇妙な以来から幕を開けます。現在刑務所に入っている殺人犯「浜田功」の無実を証明すれば1千万を...
-
posted 2020-12-22 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『九州特急ソニックにちりん殺人事件』は、1996年6月に光文社「カッパノベルス」として発行され、1999年9月9日に光文社文庫になっています。また、2009年6月には。講談社文庫にもなっています。 官僚出身の元首相秘書「佐久間要」が、東京の自宅から突如失踪した場面で物語は幕を開けます。「佐久間」...
-
posted 2020-12-20 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『本性』は、2018年6月角川書店より単行本として刊行され、加筆修正されて2020年10月25日に文庫本として発行されています。 高級住宅街の一軒家に生け花を教える母「品子」と一緒に住む40歳独身の「尚之」は、お見合いパーティで《サトウミサキ》と名乗る女と出会います。彼女の虜となり逢瀬を重ねる「...
-
posted 2020-12-19 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『ノーマンズランド』は2017年11月に光文社より単行本として刊行されていました。待ちに待っていましたが、ようやく文庫本として2020年11月20日に文庫本化になりました。 捜査一課の刑事「姫野玲子」を主人公とした 『ストロベリーナイト』 に始まるシリーズとして、本書は前作 『ルージュ 硝子の太...
-
posted 2020-12-15 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
文庫本の帯に「一輪の花」と、「本草学者」いう文字があり、植物好きとしては、<朝井まかて>の <シーボルトを主人公にした 『先生のお庭番』 や、<梶よう子>の 『柿のへた』 のような物語を期待して手に取りました。 表題『弟切草』の副題に「小烏神社奇譚」とあるように、植物とは縁のないカラスと白蛇の「付喪...
-
posted 2020-12-08 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『七つの証言』は、刑事「鳴沢了」を主人公とする2001年第1巻『雪虫』に始まり、2008年第10巻の『久遠』でもって終了した「鳴沢了」シリーズとして唯一の短編集ですが、刑事の信条や再婚した相手の連れ子の父親としての一面が7つの短篇として描かれています。 今年は、1月より(中公文庫)としての新装版...
-
posted 2020-12-03 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『赤い砂』は、著者の2005年のデビュー作『いつか、虹の向こうへ』(角川書店)以前の2003年に書かれていましたが、出版されることなくてもとにおかれていた作品ですが、この新型コロナウイルスの影響で、「ウイルス」を扱ったないようであることにより、2020年11月10日に文庫描き下ろしの形で発行され...
-
posted 2020-12-01 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
『刑事学校』 ・ 『刑事学校Ⅱ 愚犯』 と続くシリーズ3作目の『刑事学校Ⅲ 卒業』が、2020年11月10日に発行されています。 「違法カジノ事件」・「窃盗団事件」と実地訓練を積んできた研修生6人ですが、本書『刑事学校Ⅲ 卒業』では、総仕上げとしてついに殺人事件の捜査に当たります。 冒頭の導入部では...
-
posted 2020-11-29 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
前作 『刑事学校』 に続くシリーズ2作目となる『刑事学校Ⅱ 愚犯』は、2019年7月10日に発行されています。 大分県警刑事部企画課の「畑中圭介」警部補は、刑事の研修を司る「刑事研修所=刑事学校」の教官として、6人の研修生を指導しています。 大分中央交通のバス運転士「奥村」が、人身事故を起こす導入部...
-
posted 2020-11-26 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<矢月秀作>としては、アクション系として示談屋・処理屋の異名をとる「影野竜司」を主人公にした 『もぐら』シリーズ や東京臨海中央署地域課に勤める「日向太一」を主人公にした 『リンクス』シリーズ などを楽しんできていますが、新聞広告で著者の『刑事学校Ⅲ卒業』を見つけ、『刑事学校Ⅰ』と『刑事学校Ⅱ』を見...