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posted 2020-07-28 04:07
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
医師や看護師が主人公となる小説やドラマ・映画は多いのですが、同じ医療関係として「薬剤師」が主人公として登場する機会が少ないようで、7月16日(木)からフジテレビ系で放送開始されている『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』 は、日本薬剤師協会も応援していると聞いています。 本書『甲の薬は乙の毒...
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posted 2020-07-26 04:07
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ファルコン
4月10日に82歳で死去した <大林宣彦> が2008年10月10日に単行本として出版した「ぼくの映画人生」の文庫版が、発行されています。 2008年に発売された単行本の文庫版となる本書は、大林が70歳を機にその半生と映画論を語った自伝のような1冊です。 第一章・・・生い立ち、第二章・・・自主制作時...
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posted 2020-07-13 05:07
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ファルコン
<薬丸岳>の本書『誓約』は、2015年3月幻冬舎から単行本が刊行されていますが、2016年(平成29年)4月25日に文庫本となっています。 <薬丸岳>は、「罪と償い」を主題にした作品が多いようで、 『虚無』 ・ 『刑事のまなざし』 ・ 『友罪』 ・ 『死命』 など、どれも重いテーマが展開されています...
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posted 2020-07-07 04:02
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ファルコン
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を展開する「山と溪谷社」(東京都千代田区)は、文庫本『手塚治虫の山』を、発行しています。 山・自然・動物を舞台とした漫画も多く残した<手塚治虫>(1928年(昭和3年)11月3日~1989年(平成元年)2月9日) ですが、「いかに生きるか」という普遍的...
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posted 2020-07-04 04:04
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ファルコン
著者<月村了衛>の作品としては、「探偵」というタイトル文字に惹かれ、初めての小説『追想の探偵』(2020年5月17日刊)でしたが、文句なく大満足の気分で読み終えました。このような嬉しい発見が体験できるのが、乱読の楽しみでしょうか。 特に映画ファンで、推理小説好きの方には、ぜひ読んでいただきたい本作で...
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posted 2020-07-02 04:02
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ファルコン
新聞広告で紹介されていました<佐伯泰英>の新刊としての『新酒番船』(2020年6月20日刊)です。読み終えました著者の 『新・古着屋総兵衛』 シリーズ(全18巻)のように、長きにわたる連載物語が始まるのかと期待したのですが、残念なことに読み切りの小説で少し肩透かしを食らった感がありましたが、著者らし...
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posted 2020-06-30 04:06
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ファルコン
2013年2月「太田出版」から単行本として出版された『夢を売る男』が、(幻冬舎文庫)として2015年5月1日に発行されています。 読書離れ、本離れが言われて久しいですが、その実態をベースにした物語が展開していきます。 主人公は、「丸栄社」の編集部長を務めている大手出版社の編集部勤務の経験がある「牛河...
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posted 2020-06-28 05:06
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ファルコン
<伊坂幸太郎>の『首折り男のための協奏曲』は、2014年(平成26年)1月に単行本が刊行され、2016年(平成28年)12月1日に文庫本化されている、全7篇からなる短編集ですが、これまた単なる読み切り短編集ではなくて、短篇の登場人物たちや出来事が、各短篇に相互に絡み合う、『残り全部バケーション』 や...
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posted 2020-06-18 04:06
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ファルコン
女性署長の登場としては、<安東能明>の 『出署せず』 や 『広域指定』などの<阪元真紀>警視がいますし、<堂場瞬一>の 『錯迷』 には、不審死を遂げた<桜場里佳子>署長が登場していますが、副所長という立場での主人公は初めてではないでしょうか。 階級順位と何期生なのかが幅を利かす縦社会の警察組織におい...
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posted 2020-06-11 04:06
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ファルコン
いまどき「貸本屋」があるのかなと興味を引いた<桔梗楓>のタイトル『京都北嵯峨シニガミ貸本屋』(2020年5月17日刊)です。わたしが子供のの頃、生家に近い神戸市兵庫区下三条町にありました貸本屋「山田書店」さんには漫画本を含めてよくお世話になりました。いまだ古書店として営業されているのでしょうか、懐か...