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posted 2021-05-25 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ギャグとユーモア作品として著者<室積光>としては、『達人山を下る』や『達人の弟子 海を渡る』などがありました。本書は、2016年6月29日に文庫本として発行されています。 主人公となる「筒井明彦」は、父の病気で早期退職し、故郷の山口県日照市に帰ってきた元広告マンです。午前中は、道の駅で働き、午後はの...
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posted 2021-05-21 04:05
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ファルコン
2005年 『花まんま』で第133回直木賞を受賞した<朱川湊人>の『わくらば追慕抄』は、2009年3月に単行本が刊行され、20011年9月25日に文庫本として角川書店から発売されています。 主人公は、人や物に触れることでその「記憶」を読み取れる不思議な力をもった姉「上条鈴音」と、お転婆で姉想いの妹「...
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posted 2021-05-15 05:05
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ファルコン
本書『横山課長の七日間』は、2002年10月朝日新聞社より刊行され、2015年2月、集英社文庫として発行されています。 大手デパートの婦人服第一課の課長「椿山和昭」は46歳は、接待の会食中に突然死を迎え、あの世とこの世の中陰の世界の冥途で目を覚まします。そこでは死者が講習を受け、生前の悪い行いを反省...
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posted 2021-05-11 04:05
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ファルコン
主要な登場人物は、<チョコレート>に関連した名前で登場しています本書『銃とチョコレート』は、2006年5月「ミステリーランド」から刊行され、2016年7月に講談社文庫として発行されています。 弾丸や銃器の発明で大富豪となった家を狙い財宝を盗み続ける怪盗「ゴディバ」と、国民的名探偵「ロイズ」との対決が...
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posted 2021-05-08 05:05
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ファルコン
病院を舞台とした『白い巨塔』や銀行を舞台とした『華麗なる一族』、中国残留孤児問題の『大地の子』、など重厚な作品を精力的に書かれてきた<山崎豊子>さんが途中まで執筆され遺作となった『約束の海』は、2014年2月に単行本と発行されています。 本書『約束の海』は著者の遺作ということで、新作が出ることがあり...
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posted 2021-05-05 05:05
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<伊集院静>の『琥珀の夢 小説鳥井信治郎(上)』は、13歳で薬種問屋「小西儀助商店」に丁稚奉公にでた「信治郎」が、20歳になり自分で店を持ちところで終っています。 いよいよ下巻では、20歳の春、鳥井商店を開業。明治39年、屋号を寿屋洋酒店に変更、日々葡萄酒の味の研究に勤しみます。ロシアとの開戦で軍事...
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posted 2021-05-03 05:05
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ファルコン
<北原白秋>が、1913年の歌集で「ウイスキーの強く悲しき口当たりそれにもまして春の暮れゆく」と詠んだ、琥珀色の味と香りは、かくも人を魅了してきたということで、<伊集院静>の文庫本上下2巻の長篇小説『琥珀の夢 小説鳥井信治郎』を手にしました。「サントリー」の創業者としての「鳥井信治郎」に関しては、す...
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posted 2021-04-29 05:05
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ファルコン
多くの作家が個性ある「刑事」を主人公としていますが、本書に登場する「夏目信人」も好きなキャラクターの一人です。 本書『刑事の約束』は、『刑事のまなざし』 ・ 『その鏡は嘘をつく』に続く「夏目信人」シリーズの三作目になり、表題作を含む5篇の中短篇が収められています。 主人公「夏目」は、罪を犯した少年た...
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posted 2021-04-24 05:05
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ファルコン
ここの所、厚めの文庫本が続きましたので、息抜きとして<西村京太郎>の1984年7月「カッパ・ノベルス」(光文社)にて刊行されました13冊目となるトラブルミステリー『北能登殺人事件』を読みました。文中新幹線の「食堂車」の描写があり、作品の古さが感じられました。 休暇で能登に旅に出た「十津川」警部の部下...
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posted 2021-04-21 05:05
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ファルコン
乱読していますと、著者は違うのに前作読んだ作品とつながる描写が出てきたり、読み始めや読み終わった日が登場人物たちや著者の命日や誕生日と言う偶然に出くわすことが多々あります。 今回も本書『新装版 妖怪(上・下)』が、前回(34)の<岩井三四二>の『金閣寺建立』が舞台となった応仁の乱(1467年~147...