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今年の読書(2)『インフォデミック 巡査長 真行寺弘道』榎本憲男(中公文庫)

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今年の読書(2)『インフォデミ...
あまり小説の分野を限定するのは好みではありませんが、<エド・マクベイン>の『87分署』シリーズや、<マイ・シューヴァル>と<ペール・ヴァールー>夫婦の『マルティン・ベック』シリーズに馴染んだ世代としては、刑事物には目がなく、新聞広告で「巡査長 真行寺弘道」のタイトルが目に飛び込み、文庫描き下ろしということでさっそく手にしてみました。

どうやらすでに既刊4冊が出ているシリーズのようで、主人公「真行寺弘道」は、警視庁捜査一課に所属、53歳で巡査長という警察官としては「超」ヒラ刑事です。そんなヒラ刑事が捜査一課にいること自体、異例中の異例で、自宅には、若い「森園みのる」というロックミュージシャンを居候させています。
そんな「真行寺」を、キャリアで警視庁刑事部捜査一課課長の「水野玲子」は、彼の捜査能力、事件の筋読みは他の刑事と比較にならないほど優秀ということで、一目置いているという設定のようです。

本書『インフォデミック』は、前回(1)<濱嘉之>の 『院内刑事 パンデミック』 と同様に新型コロナウイルスをタイムリーに扱っています。

「森園みのる」 の恋人「白石サラン」は、コロナ禍の中で伝説的なミュージシャンの「浅倉マリ」を中心とする、一大コンサートを企画します。「水野課長」は「真行寺」にコンサートの会場等を含めた詳細を探らせ、中止させるように命じますが、「浅倉マリ」はコロナに罹患して亡くなってしまうのですが、コンサートは続行されていきます。

登場する「浅倉マリ」は、<浅川マキ>をモデルにしているようで、懐かしさを感じながら読み進めました。既刊のシリーズが下地の描写も多々ありましたが、それなりに面白く読めましたが、主人公「真行寺」の刑事という設定に違和感を感じてしまいました。
#ブログ #文庫本 #読書

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