-
posted 2013-06-02 09:48
つれづれなるままに
by
高橋京太
ボブ・ムーアヘッド牧師の説教からの抜粋です 【この時代に生きる 私たちの矛盾】 1.利便 ビルは空高くなったが 人の気は短くなり 高速道路は広くなったが 視野は狭くなり 猛スピードで運転し すぐ怒り より便利になったが 時間は前よりもない 急ぐことは学んだが 待つことは覚えず 2.消費 お金を使っ...
-
posted 2013-06-02 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
少年野球の頃から目立ちながら、プロの世界に入っても野球賭博の噂が絶えない投手を主人公に据えた 『嗤うエース』 の著者が、今回はプロ野球のスカウトを主人公に据えています。 大卒でプロ球団「ギャラクシー」に入団した<久米純哉>は、肩の故障で戦力外通告を受けた際、自分を引っ張ってくれたスカウトの<堂神恭介...
-
posted 2013-05-30 04:53
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
『告白』にて、2008年に「週刊文春08年ミステリー」で第1位、2009年には「第6回本屋大賞」を受賞している著者で、デビュー作でのノミネート・受賞は共に史上初でした。 空気のきれいな静かな田舎町に、東京から新工場の責任者という形で引っ越してきた10歳の女の子<エミリ>が、小学校で殺害されてしまいま...
-
posted 2013-05-28 04:52
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
物語りは、駿河国庵原郡小島、甲州往還と並行して流れる興津川が流れ、一万石の大名となった滝脇松平家七代目の信孝が陣屋を構えて小藩を立藩した地であり、青い空と澄んだ川だけがある鄙びた村を舞台としています。 立藩の時から貧窮化している藩財政を背景に、村では駿河半紙を製造することが奨励され、村人たちは紙の原...
-
posted 2013-05-26 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
タイトルに惹かれて手にしましたが、当初期待した歴史物(史実物)ではありませんでした。 それでも、たまの息抜きにはいいかなと読んでみました。 廐戸皇子は、夜半の空に突然出現した「赤気」なる赤い布状のモノがたなびいたことにより人々が、吉兆か不吉の印かとおそれおののき流言飛語が飛び交うの按じ、娘<珠光王女...
-
posted 2013-05-22 23:43
神戸角打ち学会(至福の立ち呑み)
by
神戸のおいさん
先週、無事に賴酒店さんの取材が終了しました。 来月の週刊ポストに掲載されるようです。 『男の聖地 角打ちに憩う 20 』 記念の第20回になる模様です ウルトラさん、birdyさん、ペガサスさん、天使さん みなさんご協力ありがとうございました。 先ほど、週間ポストから連絡が入り、「次は神戸のおいさ...
-
posted 2013-05-22 04:42
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
導入部は、主人公<秋月孝介>が勤務している旅行代理店・大角観光にて、リストラ担当者として首を切った先輩一家が、前途を悲観して飛び込み自殺をしたところから始まります。 自殺した一家の娘と<秋月>の娘とが中学校の友人同士であり、父親の非業な仕事に対し、娘も飛び降り自殺をしてしまい、<秋月>は離婚、会社も...
-
posted 2013-05-19 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
一条天皇中宮・藤原彰子に女房として仕えていた<紫式部>の原作だと言われています『源氏物語』は、通常54帖の構成です。 登場人物は500名を超し、70年余りのできごとが書かれた長編で、800種の和歌を織り交ぜた典型的な王朝物語りで、日本文学史上最高傑作と評されています。 その『源氏物語』の各帖を原典と...
-
posted 2013-05-17 05:11
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
これまたいい作品に出会えました。 6話の短篇からなる一冊ですが、一篇一篇の話しがつながってゆく連作集です。 主人公の<江波淳史>は、警視庁捜査一課に所属していた刑事ですが、上司の<加倉井>管理官の捜査方針に従って容疑者を取り調べ中に、青酸カリで自殺されてしまいます。 上司の責任を取る形で、花形刑事か...
-
posted 2013-05-14 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
明日15日は、瀬戸内寂聴さんのお誕生日(1922年・大正11年生まれ)で、91歳になられます。 老いてますます盛んという言葉がありますが、「あおぞら説法」も大人気で、ご活躍されています。 そう言えば最近、お聖さんこと田辺聖子や佐藤愛子等の女流作家たちともご無沙汰のような気がしており、何気なく手にした...