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posted 2021-07-27 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『羊の目』は、2008年2月に単行本が刊行されています。(文春文庫)での著者<伊集院静>の作品としては、『星月夜』・ 『悩むが花』を読んでいますが、最近では、サントリーの創業者<鳥井信次郎>の生涯を描いた『琥珀の夢(上・下)』が印象に残っています。 本書は、昭和8年、牡丹の「刺青」をもつ夜鷹の女...
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posted 2021-07-20 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者<西條奈加>の作品として初めて手にしました。「第164回直木賞」で気になっていた作家です。 本書『永田町小町バトル』は、2019年1月31日に単行本が刊行、2021年6月15日に文庫本として発行されています。 日本の国会運営の状況や子育て環境の問題等、娯楽作品を超えた社会問題を丁寧に描き、ある意...
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posted 2021-07-15 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『罪なき子』は、2018年6月に双葉社より単行本が刊行され、2021年6月13日文庫本として発行されています。 著者<小杉健治>には、弁護士「鶴見京介」を主人公とするシリーズ『結願』などがありますが、本書も弁護士「水木邦夫」を主人公に据えています。法曹界物の法廷内での検事側との丁々発止のやり取り...
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posted 2021-07-13 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
日本画家<伊藤若冲>の生涯を描いた著者<沢田瞳子>の『若冲』は、京都を舞台に秀逸な構成の作品でしたが、本書『星落ちて、なお』は、鬼才「河鍋暁斎」(天保2年4月7日〈1831年5月18日〉~明治22年〈1889年〉4月26日〉を父に持った娘「暁翠」の女絵師としての激動の時代を生き抜いた数奇な人生を描い...
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posted 2021-07-10 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<葉室麟>の本書『草笛物語』は、第146回直木三十五賞を受賞、2014年に映画化(監督:小泉堯史)されました『蜩ノ記』に始まる豊後「羽根藩」を舞台とするシリーズの第5作目にあたりますが、2~4作目は『潮鳴り』 ・ 『春雷』 ・ 『秋霜』と続きますが、『蜩ノ記』の主人公「戸田秋谷」にまつわる物語ではな...
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posted 2021-07-06 20:00
自律型人財育成コーチのブログ
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山田 武彦
こんにちは。 読書が好きな私は、様々な本を手に取りますが、 なかでも、この本はタイトルに惹かれて購入した1冊です。 「本を読む本」M.Jアドラー C.V.ドーレン著です 題名からは、「なぞかけ」のように感じますが。 内容は、冒頭に「読むに値する良書を、知的かつ積極的に読むための規則を述べたもの」と ...
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posted 2021-07-06 04:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<吉川英梨>の本書『十三階の血』は、『十三階の女』、『十三階の神』に続くシリーズ第3作として、2019年11月に刊行、2021年6月13日に文庫化されています。 警察庁の「13階」にある公安の秘密組織が『十三階』とよばれていますが、この組織は国家の異分子を排除すためには、ときに非合法な捜査も厭いませ...
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posted 2021-06-29 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
乱読をしていますと割とつながりのある作品と出会う機会が多いようです。<藤原緋沙子>の本書『茶筅の旗』は、徳川と豊臣の大阪冬の陣・夏の陣あたりが時代背景ですが、<澤田ふじ子>の『蛍の橋(上・下)』は徳川家勝利の後の時代が舞台でした。共に茶人「古田織部」が関わってきます。 「千利休」や「古田織部」などの...
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posted 2021-06-26 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<筒井康隆>は、わたしが高校生の頃に神戸市垂水区に引っ越されてきたこともあり、当時はよく読んでいました。 新潮社の「書き下ろしシリーズ」の『虚航船団』はサイン会でのサイン本として本箱の中に埋もれているはずです。 差別用語事件で「断筆宣言」をされたということで著者の作品としては『文学部唯野教授』が最後...
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posted 2021-06-23 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『蛍の橋(上)』に続く『蛍の橋(下)』です。当初の単行本での刊行では分冊されていないのが、小気味よい展開で進んでいきますのでよくわかりましたが、読み終りの結末にはがっかりしてしまいました。 本書では、美濃焼の再興を夢見る陶工の「平蔵」とその許嫁の「お登勢」との関係と、徳川家に屈した豊臣家の元家人たち...