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posted 2012-06-21 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
江戸から遠く離れた田鶴蕃は十五万石で、藩主<長城守常寿>が治めています。 鷹狩りが好きで、猟に出た際刺客に襲われ、二男<圭寿>のお側付きである筆頭家老の嫡男<吉倉伊月>の立ち合いで、藩主は命を取り留めますが、腰の骨を折る大けがをしてしまいます。 一方、刺客として切りこんだ<燦>は、田鶴蕃の陰の力とし...
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posted 2012-06-17 19:15
季節の匂い
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紫
世界一しあわせな国『ブータン人の幸福論』 福永正明・著 徳間書店 ~内容~(「BOOK」データベースより) 「今、あなたは幸せですか?」 2005年、ブータンで行われた国勢調査によると、国民の97%が「幸せ」と回答したそうです。 経済的に見て、それほど豊かな国ではない彼らが、どうして幸せを感じるこ...
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posted 2012-06-17 04:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『ストロベリーナイト』 ・ 『ソウルケイジ』 ・ 『シンメトリー』 と、警視庁捜査一課殺人犯捜査係の主任<姫川玲子>警部補を主人公にした一連の作品がありますが、この小説はその流れをくむ一冊です。 4章からなる作品で、一つ一つの章が独立した事件のように書かれれていますが、すべての事件が関連する筋立てで...
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posted 2012-06-14 04:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2001年『プラナリア』で第124回直木賞を受賞後、最初に書かれたのが『アカペラ』です。 6年に渡る病床生活の後に書かれた、『ソリチュード』並びに『ネロリ』の3編が、文庫本に収められています。 少女小説出身者を思わせる内容の『アカペラ』で、直木賞というのも納得できますが、そのあとの2編を読む限り、文...
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posted 2012-06-12 04:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
郵政民営化を舞台として、銀行業界と国との関係、民営化の裏舞台をさらけ出した経済小説です。 著者自身がおおて監査法人でメガバンクや国営巨大公社などの完酒券を持つ公認会計士ですので、フィックションとはいえ現実感ある内容でした。 三友銀行の社長(頭取ではなく)の山内豊明は、たたき上げの銀行マンでしたが、そ...
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posted 2012-06-11 04:00
Slow Life & Trips
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wahootaste
図書館へ行き、資料・史料となる本にめぐり合うと、既に市場に出ていない本が沢山有ります 手元に置きたいときは、資料として手元に置かないと、不便なときがあります 著作権の問題もありますが、あくまで個人的に利用するために、コピーをして、本に仕立ててコレクションしています 自分の本を作る(自家本)を作るとき...
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posted 2012-06-10 04:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<食べること、歩くことも仏教の実践>という、宣伝文句に引かれて手にしてみました。 著者は、1961(昭和36)年大阪府生まれ、浄土真宗本願寺派・如来寺の住職さんです。 難しい宗教書というイメージはなく、関西弁で小気味よく書かれていますので、読みやすい内容でした。関西人特有の、自分自身に突っ込みを入れ...
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posted 2012-06-08 04:37
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年の読書(71)では、乾ルカさんの 『夏光(なつひかり)』 にいたく感動を覚えました。 そんなこともあり、今回は<乾>続きで、この文庫本を手にしてみました。 作家 <有川浩> さんを、男性だと間違われる人がおられますが、この<乾くるみ>さんは男性です。 高校時代の同級生同志、所長の古谷謙三と、手伝...
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posted 2012-06-06 16:01
PSPINC代表 内倉憲一の公式ブログ
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内倉憲一
これは昨日英語で読んだジョークです。 日本語にしてみました。面白いかな〜〜〜 妻 「あなた私が何日もいなくなったら心配?」 夫 「いや〜別に〜〜」 それから夫は2日間妻を見ることが無かった。 : : 3日目の朝、まぶたの腫れが治まってきた夫は、少し開いた目で妻の姿を見ることができた。...
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posted 2012-06-06 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者は1970年札幌市に生まれ、短大卒業後、銀行員や官庁の臨時職員を経て、2006年に短篇『夏光(なつひかり)』で第86回オール讀物新人賞を受賞後、作家デビューされています。 この『夏光』は6篇の短篇から構成されいます。 初めて著者の作品を読みましたが、どのようなコメントを書こうかと悩んでしまいまし...