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posted 2017-04-13 15:02
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おはようござい 朝子さん 新鮮なひざしが 僕たちを包んでくれる 爽やかな朝は 朝子さんみたいです こんにちは マーヒルさん 桜が舞っていますが 僕たちも飛んでいるようで 華やかな昼は マーヒルさんみたいです こんばんは 月乃さん 夜空に星々が 僕たちを照らしてくれる やさしい夜は 月乃さんみたいです...
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posted 2017-04-13 14:08
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ギターの音色は やさしく切なくて 僕を連れてゆく あの時の さよならの声を 思い出させながら 涙を誘って 僕は堪えようと 歯を食いしばっている 忘れよう君の 温もり 微笑み 安らぎ 可愛らしさ やさしさ を思い出させる それでも 時は今の淋しさに ほのかな癒しを流し始め ふあふあとした 君のいない疑...
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posted 2017-04-12 14:33
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
はいはいみなさん 詩の時間ですよ ひとつ作品を仕上げてみましょう 今日のテーマは「自由」です これは難しいと思っている方も いらっしゃると思いますが 彷徨わないように気をつけてください 自分の樹海で 迷子になってはたいへんです 好きなこと思っていること それを書けばいいのですから そうですか それが...
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posted 2017-04-11 06:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
「自惚れた衣を脱いで行きなさい あなたはタイシタコトノナイ 人間なのだから そのことを良く知ることです」 行き着くところは タイシタコトノナイ自分がいると 実感できる場所 其処から始める時 初めて風が囁くことを知る 自分のタイシタコトナイは 卑屈になることではなく 自分が純粋であることを知らない 純...
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posted 2017-04-10 14:51
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
それが何になる 君の小説は世間で多くのひとに読まれ 感動を与え名誉も手に入れたはず とても素晴らしいことなのに そんなことでは救われない と、私に怒って言った 小説が売れて何になると 君が言い切るのだから それ以上に重大なことがあり 困難な現実が押し寄せているのだろう 言葉を掛けることに躊躇した ひ...
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posted 2017-04-09 00:06
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
春の色が抜け 白黒になったとしても 春は 揺るぎなく春をします 人間の間が抜け 孤独になってしまったら 人は いとも容易く朽ちてしまいます...
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posted 2017-04-08 22:03
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
小雨に濡れた少女がしゃがみ 黄色の花に触れています 通りすぎるひと達は 声も掛けずに 頷いて行くのです ほんのり濡れた風景に包まれて かなしいだけではありません 詩を読むように 少女は裸になって心を解放し 花と踊っているのですから そっとしてあげましょう 受け入れているのです 雨も花もあなたもひとも...
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posted 2017-04-08 21:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩が昇り 影となり 現われて 詩が沈み 我に帰し 消える影 泳ぐ影の 内に編し 残像の声...
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posted 2017-04-08 04:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
君はズルいことをする 負けないジャンケン グーとチョキとパーを出す でも気づいたんだ 君には手が三本あるんだね でも大丈夫だよ 僕はいつも君に負けてあげるから...
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posted 2017-04-08 04:40
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩人が駅前を文学館に 向かって歩いている ひとが誰もいない不思議な街 2017年4月8日 駅のロータリーを抜けると 曇り空に合わせた演出 靴音だけが異空間に響く 詩人が歩くと街中のひと達が 寂しさから遠ざかろうと 街の外れまで逃げてしまった 寂しさに寂しさを重ね 川の流れだけが肯定を見せる まだ可能...