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posted 2017-07-12 17:38
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
がらがら電車の中 投げ出した足 受け入れたルーズ 心ゆくまで入ってくる 景色は風になびく稲 歌ってしまうよ青い空 僕の 君の 想い出の 微笑みの 涙の 先の 物語りが見える気がして 階段を降りた閑散 丸い花壇の元気 入り口のリラックス やさしい時間に佇む 風の背を押す道 新しい街は静かに光って 僕の...
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posted 2017-07-11 20:51
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
なんだか今日はiPadが重たくて、肘あたりがピンピンと痛みが走る。その慣れた痛みは、腕を伸ばし右左に腕を捻るとポキポキと鳴らし落ち着く。問題は身体のことではなく精神の方に今ある。何もかもつまらなくなり何のために詩を書くの、的な負の誘いが手招き。それをモチベーションが彷徨う、と私は勝手に言っている。詩...
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posted 2017-07-10 18:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
アアイウものへ ソウイウものへ 雲の羽持つ 得体の知れぬ コウイウものへ ナリタイものへ 空が落ちて 海が飛んで タノシイものへ カナシイものへ 青春知らずの そこの青春 ドギマギしてる ソワソワしてる ナンダコリャ 俯く太陽 アアイウものへ ソウイウものへ 引っかかった 飲み込む針 コウイウものへ...
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posted 2017-07-10 06:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
マニアにしか受け入れられない詩 そこへ向かって行く詩人 ぜんぜん否定なんてしませんよ 詩は自由なのですから 思うように表現すればよいと思います 〇〇賞を受賞して光の当たる詩 そこへ向かって行く詩人 ぜんぜん否定なんてしません 詩は自由なのですから 心ゆくまで表現すればよいと思います どうでもよいので...
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posted 2017-07-09 23:33
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
グータラな毎日 このままじゃ駄目なことは 自分が一番わかっているんだよ 夏休みも終わってしまうし なんせ退屈だから よしゃ 目的のない旅へ出よう だけど 旅先で夢を見つけて将来に向かってGO そんな考えは微塵もないよ とりあえず歩き出した旅は順調 こんなに空を 見たことがあっただろうか 心のように黒...
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posted 2017-07-08 22:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
術後、リハビリを兼ねて東京ポエケットへ。 出展された詩集を手にすると、 その詩集の著作された詩人さんがいたりする。 ちょっと恥ずかしい感じはするが、 こんな素敵な出会いがある詩集の購入は、 やはりこのような場でしかないだろう。 帰宅時、ツイッターをみて ああ、あの方の詩集をスルーしてしまった、 やっ...
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posted 2017-07-07 23:32
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
アスファルトからは蒸せる笑気 ケラケラとした思考に苛つく汗が落ち 身体と生活と精神と夏とのバランスが 映像の中から崩れていく 身体の穴ㅤ生活の穴ㅤ精神の穴 拡げられた穴はやがて無念の筒になり 魂は囲繞された壁に弾かれ 軒下から チリンㅤチリンㅤと鳴らして 有ったモノを無にして進む 残酷に慈悲はないと...
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posted 2017-07-07 00:10
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
遮られる空には 狭く収まろうとする毎日があって 僕はそれでも見ていたい可能性に乗り 何処までも想像の青を夢みる 苛立ち細める眼の中には縮んだ世界 誰かに教わったはみ出さない教え 心は隙間を探している 流れる処に流れて行く 納得の溝を進むことは難しいけど いつかは辿り着く流れの果て 海の青を下にㅤ空の...
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posted 2017-07-06 06:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
午前三時の孤独を抑えきれず 街へ飛び出してみれば 閉店後の遊園地のように閑散 コンビニストアの明かりまで怪しい 握ったアルコールは不味いが 流し込むしかない もう行き場所などないのか 捨てれぬこの身のやるせなさ 他人に疲れ自分に疲れ ひとはそれでも生きてゆけ、と言う だがその理由も上手く説明されない...
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posted 2017-07-05 21:03
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕のポンプは キレイな空気を欲しがっている みんな元気になって欲しいから 肺くんと相談して足くんに頼んでみた ねえ 空気のキレイなところへ 行かないかい 足くん 面倒だし俺が頑張って 遠くへ行くということは 君たちの負荷もかかってくるぞ でもさあ 僕たちは運動しないと どんどん衰えて行くじゃないか ...