昨日、今日とコーチングセミナーをしました。
今日は入園前のお子さんをお持ちのお母様向けでした。
みんな少しでもいいママになろうと
一生懸命にメモをとってらっしゃいました。
そんな姿をみていると思わず、
子ども達はどんなおかあさんでも大好きですよと
声を掛けたくなります。
普段子ども達と接しているとお母様を気遣う言葉をよく耳にします。
傍にいてくれるのが当たり前、
煙たいけれどかけがえのない存在。
生まれて、腕に抱かれて、肌を触れ合わせて
愛されて育まれた記憶が心の奥底に
しまわれているのだとおもいます。
失敗の子育てなんてありません。
自信を持って愛し続けてくださいね。
そんな思いでセミナーを終えました。
福井
よくお母さんと話をしていると、「側にいるので話せません」とか、「子どものいない時間に連絡をください」と言われることがあります。
しかし、これにはなんとも悲しい響きがあります。もちろん子ども達が直接そんなことを耳にしたらと考えると不安に襲われます。
そう考えると親子のコミュニケーションはとても大切なことだと思います。しかも、大人側から一方的に話をするのではなく、子どもの話しを聞いてあげられる環境とゆとりが大切なんだと思います。
塾では子ども達がよく話してくれます。授業中も構わず、話したくて話したくてしょうがない子もいます。しかし、家に帰ると意外に無口だったり、あまり話さなかったりする子もいるようです。でも、その原因の多くは子どもではなく大人側にあるようです。
普段から子どもの気持ちを汲んで耳を傾けるようにしたいと思います。
ラッコ横山
先日、hotline(ホットライン)上野毛ブランチの近くを歩いていると、近所の古着屋さんの店先で足が止まりました。なんと、店先には可愛いちっちゃなローファーが何足も並んでいたのです。しかもどれもまだ真新しいものばかり。
きっと、秋の「お受験」でその役目を終えたのか、あるいは子どもの足の成長に伴って新年に向けて新調したのか、あまりの珍しさにふと思うのでした。
靴には子どもの成長がしみこんでいます。
ラッコ横山
この時期になるとよく父母から質問されるのが、受験校の過去問演習を家で時間を決めてやった方がいいのかということです。その答えは『はい』の場合と『いいえ』の場合があります。まず1回規定時間でやってみて、合格基準点をクリアーしている生徒ならば『はい』で、クリアーしていない生徒ならば『いいえ』なのです。たとえば、合格基準点が60点のとき、1回目の過去問演習で60点取れれば、これを約1ヵ月続けると平均65点まで取れるようになります。この時期の子供の学力の伸びはこの程度なのです。一方50点しか取れなかった生徒がこれを約1ヵ月続けると平均45点しか取れなくなってしまうのです。きっと、60点取れた生徒はもっとがんばって安全圏までもっていこうと前向きに取り組みます。ところが合格基準点に達していない生徒は、もっと急いでやらなければとあわててしまうのではないでしょうか。子供はあわててやらせると全く学力が伸びないものなのです。
この例外となる生徒は、できなかった問題を何時間もかけて納得するまで復習できる子だけです。そのためには睡眠時間をもけずっているのです。ではどうやって効果的に過去問演習をすれば良いのかと言うと、たとえば制限時間が50分のテストであっても、合格基準点に達するまで時間をかけてやる方がいいのです。それでも1時間30分ぐらいが限度ですが。普通は40分ぐらいで集中力が途切れてしまう問題演習ですが、過去問演習ということで1時間30分もの長時間の集中力が可能になるのです。そして少しずつこの基準点に達する時間を短くしている努力を続けるのです。入試に間に合わなくてもかまわないくらいの気持ちで待ってあげましょう。制限時間をオーバーしても合格基準点をクリアーできる子は合格する可能性も充分にあるのです。
小テストをしていて、『解けそうだからあと5分待って欲しい。』という生徒にはそのまま続けさせます。見ていると一心不乱に取り組んでいてあっという間に15〜20分が過ぎてしまいます。時折顔をのぞかせる子供の集中力。時間の無駄のようにも思えますが、それは全くの逆で、こんなときそれを中断させるようなことはもったいなくてできません。このときほど、子供の思考力、そして学力が伸びているときは他にはないのですから。こんなときはじっとがまんして待つ事ほど効果的な学習はないと思います。これは受験直前でも全く同じです。
カーネル笠井
寒い一日でしたね。
祝日でしたが上野毛で授業があり、乗った電車の中で
何人かの振袖姿を見かけました。
一緒に付き添っているご両親の少し誇らしげの顔が
育て上げた安堵感に彩られていました。
その電車の中でちょうど私の真向かいに座られた
老紳士の本に目が釘づけになりました。
題名が「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」です。
成人式からは優に五六十年は経っていると覚える方が
今なお夢を実現しようとなさっているのでしょうか。
嬉しくて、お降りになった後姿をじっと見送りました。
止まることなく歩き続ける事、
若者より胸は滾っているかも知れません。
「雨だれ石を穿つ」の精神です。
福井
使い込んだ圧力鍋で朝から小豆を煮ました。
小さな鏡餅を家族分に切り分けて、
甘さ控え目のぜんざいの出来上がりです。
六年生とは、あと数回の授業で私の役目は終わります。
言い忘れていることはないか。
伝え漏れはないか。
日中は自分なりに作っている授業準備ノートを見直していました。
関わる生徒達、それぞれが愛おしく、
ご家族の次に合格を祈っていると自負しています。
福井
受験は子どもにとっても親にとっても一大イベントです。だからこそ、私たち大人は何ができるかといえば、それは決してプレッシャーを与えたり、たくさんの勉強を負荷することではないと思います。
いかに普段通り平常心で受験を迎えられるか、そして思う存分 悔いの残らない受験ができるように見守ってあげることだと思います。
黙っていても無言のプレッシャーを感じるものです。大人の表情や仕草、そして発言をとても冷静に見ています。心から「大丈夫」と言ってあげましょう。
ラッコ横山
私立の子ども達も新学期が始まりました。学年末の3ヶ月間です。そして、中学受験・高校受験・大学受験と全国が受験一色になる3ヶ月がやってきました。
【合格】にあやかったクッズもたくさん店頭に出始めました。「きっと勝つ」、「かなえるコーン」、「入れる門」、「ごーかっく」など本当によく考えてくれています。受験生の力強い味方がたくさんです。そしてこの暖冬も受験生には好都合です。
あとは受験生自身が受験に怯えずに正々堂々と立ち向かってもらいたいと思います。
ラッコ横山
昨日は寒の入り、冷え込みも厳しさを増してきました。
そして受験生は本当の意味でのカウントダウンが始まります。
早い生徒は今週半ばから試験にのぞみます。
此の頃の私の役割は、不安の芽を摘むことです。
初めての挑戦を前に不安感のない生徒は稀です。
学力の不安は、授業内で解消します。
心の不安には、「大丈夫」という言葉でこたえます。
過去問をやって「もうだめだぁ」と溜め息。
「満点とらなくていいんだから、ここは間違えて大丈夫」
「大丈夫なように一緒に勉強してきたでしょ」
信じているという思いをたっぷり込めて
「〜君なら、大丈夫」
前にも書いたピグマリオン効果で言葉を重ねていくうちに
「もしかしたら大丈夫?」
「やれそうな気がする」
自信が中から湧いてきたら大丈夫!
七草粥で体をゆっくり休めて
心身ともに輝いて2月1日を迎えましょう。
福井
新年明けましておめでとうございます。
年初から気持ちがいい陽ざしの日々が続いています。
私は五日間のお正月休みをいただいて
例年通りの年明けを過ごしました。
八十六歳の義母を囲んでいつものお店で顔合わせ。
働いている孫達からのお年玉を嬉しそうに受け取って、
その倍以上のお年玉を渡している義母。
杖をついて年々小さくなっていますが優しい笑顔は今も健在です。
老いは着実にやってきます。
でも、そこにいるだけでみんなを温かくしてくれる存在に
尊敬の念をおぼえます。
そういえばベランダに植えたチューリップの球根から
かわいい芽がでました。
星のきれいな今晩の夜空のもとで
春を待ちわびています。
福井
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