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岩魚太郎の何でも歳時記

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桜満開その3

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桜満開その3
4月9日(土)桜満開その3
我が輩の居住地は日本国埼玉県上尾市である。
我が郷土上尾村の桜は満開である。上尾村???そう!れっきとした上尾村である。埼玉県上尾市上尾村XXXX番地である。通常常識的には「県→市→町」であるが、我が郷土は上尾市の中の上尾村である。上尾市の中でも唯一の村名は我が居住する郷土のみである。村名の由来はまたの機会に記述するが、我が郷土の満開の「桜」に関する思いをしるしたい。桜前線は北上し紅葉前線は南下する。紅葉樹はなんとなく太古の昔から自然の山林に自生しているものと想像出来るが、「桜」は自然発生的に自生しているとは思えない。いつの頃かは解らないが、大昔から人工的に植樹していたのかも知れない。思考的には単純で短絡思考かも知れないが、「万葉集」にも「桜」を題材にした歌が多く見られ、それは人為的に植樹しいるのかも知れない。多くの人々は桜の下にゴザ(ビニール)をしき酒宴である。この時期、ニュースで全国的に取り上げられるのが上野公園である。我が輩の居住する地域においても同様である。老若男女元気いっぱい!その酒宴の杯の上に桜の花びらが乱舞する。ああ!「桜の季節は短くて、楽しきことのみ多うかりき!」そこで???
貴方は:花より団子派?? それても万葉集の「歌人」派??

「桜花(さくらばな)、咲きかも散ると、見るまでに、誰れかもここに、見えて散り行く」
解説:(桜の花が咲いて散るのを見るように・・・誰なのでしょう、ここに集い、そして散り行く人々は・・・)柿本人麻呂歌集(かきのもとひとまろかしゅう)より

参考:ソメイヨシノ(バラ科 サクラ属)
ソメイヨシノは里桜の代表であり、公園や街路・河川の堤防など各所に植栽されている。葉の展開に先立って花が咲くので、花としては見応えがある。
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種であり、学名の種小名の先頭に雑種を意味する×印が記されている。不稔であり、開花しても普通果実はできず、花が散るとやがて花柄は一斉に落下してしまう。希に果実が形成されるが、発芽する種子はほとんど無いようである。
 植栽してから15年ほどすると花付きが良くなり、20〜40歳の期間は見事に花を咲かせる。その後次第に樹勢が衰え、50歳を過ぎると衰えが目立つことが多い。特に管理が悪い場合には樹勢の衰えが目立つ場合が多く、100年も花を咲かせ続けるソメイヨシノは珍しいのではないかと思う。なにやら人生とよく似ている。このようなことから、かつて花見の名所であったところに久々に訪れてみると、ようやく生きている程度の桜並木になっていることも多い。桜の名所を維持するためには、20年後の姿を予想しつつ、長期にわたる管理計画が必要である。

#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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