岩魚太郎の何でも歳時記

『七人の侍』は、1954年に公開された日本の時代劇映画である。監督は黒澤明、主演は三船敏郎と志村喬。モノクロ、スタンダードサイズ。日本の戦国時代の天正年（586年）、野武士の略奪に悩む百姓に雇われた7人の侍が、身分差による軋轢を乗り越えながら協力して野武士の襲撃から村を守るという物語である。 当時の通常作品の7倍に匹敵する製作費を投じ、1年近い撮影期間をかけて作られたが、興行的に高い成功を収めた。複数カメラや望遠レンズの効果的使用、緊密な編集技法などを駆使して、クライマックスの豪雨の決戦シーンなどのダイナミックなアクションシーンを生み出した。

（画像ウィキペディアより引用） 終戦後の混乱の世相、子供たちが遊ぶ元気な姿に感動！( 昭和25～30年頃？ 土門拳他撮影 )
逸話・仏像撮影の際、弟子がストロボを忘れ、ストロボ無しで撮影した作品が「何とか？賞」をとったという話を聞きました。その作品がこの作品かどうか予測も出来ません。　戦後の写真フイルムは「モノクロ（白黒）」でした。
カラーフイルム発売は、1958年（昭和33年）以降の話のなります。 遠い記憶ですが、ここを訪れたのは・・・うん十年前でした。白黒濃淡がはっきりした「孟宗竹」に、太陽の白い光の筋が、直線で延びる写真でした。
感動でした！

再び市川　崑　監督 その市川がメガホンを握り世界に羽ばたいた作品が『ビルマの竪琴』である。総集編をAmazon何十年ぶりに鑑賞しました。　主題は、ビルマ戦線で戦死した兵士・・・生者から戦死者への鎮魂の心、水島上等兵の竪琴の詩（しらべ）が、生者も死者にも、時には悲しく、時には優しく聞こえる。 白黒フイルムである。ファーストシーンに字幕が表示される。「ビルマの土は赤い、岩もまた赤い」

1964年10月10日（昭和39年）、東京オリンピックが開催された。
その記録映画のカメラを回したのは市川　崑監督である。 東京オリンピックにおいて制作された記録映画「東京オリンピック」は、一流の選手たちの躍動する肢体美を追求し、さらに選手の内面にまで迫った。そしてスポーツの素晴らしさを我々に伝えてくれた。
　特に体操の床運動で、スローモーションの回転シーンは、圧巻だった。その記録映画（ドラマ）を、50数年ぶりにAmazonで鑑賞した。 　当時のパソコンは研究段階で、国内も海外も通信手段は「テレックス」の時代である。 1964年東京オリンピックのプレスルームも、「テレックス」での情報発信だ。テレックスとは、電話機の即時性と印刷電信機の記録性を兼ね備えた新しい通信方法として使用されていた。写真のように、国際電話の専用回線に接続して情報を発信していた。

57年前の1964年10月10日（昭和39年）秋空に航空自衛隊のブルーインパルスが五輪のエンブレムを描き、東京オリンピックが始まりました。
（すべての画像はウィキペディアからの引用です）
2020年東京オリンピックは、2021年7月23日から8月8日までの17日間、日本の首都東京で開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて、2021年夏の開催日に変更になりました。