爺さんのヒッチハイク
Jun
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その1つにヒッチハイカーは乗せてはいけない、拳銃は誰でも簡単にかえるし、強盗なるかもしれないから。
カナディアンロッキーの麓の給油で若い1組のカップルが近かずいて来て、東に行くなら乗せてくれなかという。見た目には危なさそうには見えなかったので乗せることにした。
何処まで行くのかと聞くと、“ロンドン”と言う。服装からしてイギリスのロンドンに行くとは思えない、“パスポートはあるのか”と言うと“ない”という。パスポートでも見れば身分が分かると思ったから。後で地図を見ると、確かにロンドンと言う町はある。
ヒッチハイカーに習ったこと。走っていると色々な交通標識がある其の一つに私には 日本の神社にある鳥居のサインにしか見えない。カナダにはたくさん日本の神社があると思っていた。食事の時間になり、彼らが神社のサインの所で降りろと言う。やっと分かった。そこは道の駅
でも自動販売機も土産店もない、あるのは、便所とバーベキュウピットだけである。
彼らはいとも簡単にパンを焼きスクランブルエッグ カンズメのスープを温めで出来上がり。
その後私の食事は変わり、大変節約する事が出来た。
フリーウエイでよくヒッチハイカーを見かけるが乗ることができるのは、1960年代のヒッピーのころである。今はだれも止まらない。
日本人でも永住者には日本の新幹線も乗れるJRパスを格安で買える。一日乗り放題で4000円ほどである。駅から先は、別の交通手段がいる。爺さんは過去の経験からヒッチハイクを試みた。例えば、松島で、駐車場に止まっている車のナンバープレイトを見る。久留米のナンバーであるは地元ではなく観光に来ている。私は観光でアメリカから来ていると言いカリフォルニアの運転免許証を見せる。たいがい信用し興味を示す。交渉は成立。
彼らも観光でこれから南三陸町の防災センターを見に行くというので乗せてもらうことにした。
アメリカを出発前に日本で大変な地震が起き多数の死者が出たとは知っていた。
遠藤美希さんの話 彼女は、波に呑まれるまでマイクをはなさなっかたという話を聞いた時に
小学校5 6年の担任が “道徳”の時間によく話しをした。木口小平のはなし。
“木口小平は死んでもラッパを放しませんでした”。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E5%8F%A3%E5%B0%8F%E5%B9%B3
私の記憶を呼び覚ましました。50年以上まえの話です。