西鉄北九州線 廃線の名残 『煉瓦高架橋』
Aug
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北九州線は、かつて西日本鉄道(西鉄)が福岡県北九州市内で運行していた軌道路線です。
北九州市内の門司区・小倉北区・八幡東区・八幡西区の市街地を東西に貫き折尾が終点。
2000年(平成12年)11月26日 北九州本線廃止(折尾駅廃止)
【今では珍しい煉瓦高架橋】
煉瓦で構築された大掛かりな高架橋は日本ではあまり一般的でなく、
この折尾駅付近の全長60mあまりの高架橋は貴重な存在です。
特に黒崎寄りのアーチは、内壁の煉瓦が斜め方向にはめ込まれている珍しい構造となっています。
このような様式を 「ねじりまんぽ」 と呼ぶようで、珍しさにまして、
これほどの大きさは国内では類をみない(アーチ径として最大)そうです。