=さかなでいっぱいのマスターの弁です= 魚市場での取引は 「市場の仕入れって、その日に行ってみんと判らないよね!」 もちろん、そういうもんもようけあるし、値段の変動もあるけど、仲卸は、いつごろ、どのくらいの量が入って、 どのくらいの値段になるか? だいたい判ってるねん。 「予約、相対取引」 ってのもあるしな~、最近はこっちの取引が70~80%を占めてるんちゃうかな! 残りの魚が 「競り(セリ)」 にかけられてるって状況やな~。 30年以上前は、小売り鮮魚店の力が強くて、こういうことはいっさい禁止されててんけど、 大手のスーパーの方が強くなってからは、どんどんこういう取引になってしまってんな~。 けど、今みたいに魚が獲れない、売れない時代やとしゃぁないし、情報社会やしな~。 【相対取引(あいたいとりひき)とは?】 市場を介さずに売買の当事者同士で売買を行う方法のこと。 取引価格は双方の合意により決定される。 取引を行う者同士が1対1の関係により通貨、数量、価格、期日を決めて売買を行う取引のことである。 店頭取引とも呼ばれる。