16年前の阪神・淡路大震災の直後に、それは起こりました。
当時バブルが弾け、各銀行が巨額の不良債権を抱えていた時期でした。
弊社が 「暫く復旧が済むまで返済金を待って欲しい。」 と当時のメインバンクに申し出ましたら、
政府の中小企業震災復興貸付金(上限5000万円)を借りて、銀行の返済に当てたらと暗に! (これは違反使途です)
副支店長と法人貸付担当が応対し、頭から断られ、「上記の方法がありますよ」 と暗に、「それは出来ません」 と言うと、
「返済が滞ると御社はブラックリストに載りますよ。」 と脅されました、超有名な大手銀行がですよ。
それも長年取引のある大手の銀行が。
当時、借入残高がサブ銀行も入れて、約1億5千万円ほどありました。(当時毎月の返済が約200万円以上でした)
仕事はストップ、売り上げはゼロ、社員のほとんどは自宅待機、人件費である給与は毎月支給しました(当然ですが)。
☆【サブ銀行である地銀は、銀行の方から 「借り入れの返済を半年から一年ほど待ちましょう。」 と言ってきました。】
涙が出ました、嬉しくて嬉しくて、何と親切な、サブですよ、それも小さな銀行です。
個人で蓄えてた預貯金を崩し、大手銀行には何とか返済をしていき、社員に給与を支給しました。
その後、倒壊した社屋を解体し更地にして売却し、大手銀行の借り入れの完済に当てました。
完済後に、メインバンクをこの大手銀行から、助けて頂いたこの地銀に変更して現在に至っています。
「メインバンクは現在、取引の決済の窓口だけにしか利用していません。」
【上記の文章は阪神・淡路大震災での実体験談です。】
★今回の大震災にあたって、中・小・零細企業および個人営業に対する復興・復旧・復活支援として、
各銀行は貸し剥がし、貸し渋りがないようにお願いしたいし、政府(国)及び各自治体の全面支援が必要です、
自社を守るが為だけの、不届きな銀行を監視し、被災地が早く復興出来るようにお願いしたいものです。
★復興のためには、国の復興資金援助、無金利・低金利貸付資金援助は絶対に必要です。
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Posted at 2011-03-21 17:50
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Posted at 2011-03-24 07:27
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