諦めずに手に入れますか? それとも、諦めて放棄しますか?
華やかさが見える裏には、「権利」を手にし続ける苦しさがある…
「リガーレ仙台vsアランマーレ山形」「群馬銀行vsGSS東京」観戦に続き、
「PFUブルーキャッツvsヴィクトリーナ姫路」を観戦♪
当日、鍋谷友理枝選手が、 Vリーグ出場通算230試合出場を達成!
「今が一番、バレーボールが大好きで楽しい!」という想いが、
涙とともにとても伝わってきました♪
東京都大田区に生まれ、
九州のバレーボール強豪校へ進むことを選択。
1年でレギュラーの座を掴み、
春の高校バレーで3連覇を達成し、MVPを獲得。
この字面だけを切り取ると、華やかさばかり見えるのですが…
強豪校でレベルの高い選手に揉まれる…
九州エリアの強豪と対戦し、四苦八苦する…
全国各地の強豪校と対戦を続け、レベルの違いに苦悩する…
そして、プロリーグでも、日本代表としても苦悩は続き…
悲鳴を上げる体、そして病気や怪我、休むことが許されない日々…
「バレーボールは、楽しいことよりも、辛いことの方が多かった」
その一言から、これまでの苦悩が脳裏に浮かぶようです。
そんな苦しい時期が訪れたとしたならば、
あなたは、未来を手に入れる権利を、諦めずに手に入れますか?
あなたは、未来を手に入れる権利を、諦めて放棄しますか?
手に入るのは、あくまでも「権利」です。成功や成果が手に入る訳ではありません。
野球の打席に立つことができても、出塁できるとは限らない。
この関係性に似ています。
しかしながら、
「権利」がないと、その先にある成功や成果は得られませんし、
打席に立つことができなければ、ヒットやホームランを打つことは叶わないのです。
自ら、権利を手に入れ続けることがなければ、
自ら、打席に立ち続けることがなければ、
九州の強豪校という選択も、
1年でレギュラーの座を掴むことも、
春の高校バレーで3連覇を達成し、MVPを獲得することも、
更には、
プロリーグという道、プロで活躍し続ける成果、日本代表としてプレイすることも、
Vリーグ通算230試合出場として表彰されることも、なかったかもしれません。
人は苦しい場面において、「つい」諦めてしまいます。
何も考えず、逃げ出したくなってしまい、「つい」諦めてしまいます。
一方で、好き!楽しい!という感情は、諦めずに続けることができる
無限に湧き続けるエネルギーです。
余談ですが、その「好き!楽しい!」を妨げてしまうのは、
自分の周りにいる誰かによる「悪意のないアドバイス」か、
諦めてしまいたくなる出来事が起こった際の「逃げたくなる自分自身」です。
特に、周囲の「悪意のないアドバイス」は、本当に悪質です。
一例をあげると、
昨年春、とあるスポーツを続けるか断念するか、両親に相談した20歳の女性がいました。
その際、父親は「続けたい気持ちはわかるけど、親の立場では納得感がない。反対せざるを得ない」と呟きました。
それに加え、「親である私にとって納得感はないけれど、自分の人生は自分が責任を持って決めるべきだ。そもそも親が口を出すのは20歳まで。本当は、どうしたいの?」とだけ付け加えました。
その1年後、そのスポーツの全国大会で、彼女は多くのメンバーと優勝トロフィーを手にしたのでした。
親が気付かずに、子供の未来を奪っている。
好き!やりたい!没頭したい!という、無限のエネルギーの火を消してしまいがちです。
私自身も1年前、娘の未来を奪う寸前でした。
鍋谷友理枝選手の姿を、親の立場から振り返った1日でした。
この瞬間に立ち会えたことに、心から感謝!
今日、ここに来るという選択をした、自分に感謝!
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