Aug
30,
2011
トムラウシ山遭難から二年、報告書から学ぶ
公開されています。
http://www.jfmga.com/pdf/tomuraushiyamareport.pdf
山仲間でありBloguru仲間の「いちごちゃん」はこの、同じコースを踏んでいます。
先日、HGで先日、おなじコースを辿った方々にお話を聴く機会があり、改めて
報告書を熟読しました・・・・・
彼女の言葉を借りれば「事故が起きても不思議ではない」
報告書を仔細に読み、現在の山行きの方々の行動や運動能力を考えると
正に、そのとおり。 と感じます。
この山は日本百名山の一つで、百名山制覇のためなら、体力があれば一日でも
可能な山です。むしろ、中高年なら「短期決戦」にすべきと考えます。
ところが、事故が発生したコースは、北海道の自然が残されているとのレポートが
多く、どうせ行くならと、計画(ツアー)に参加する欲がでてしまいます。
※この部分に報告書は触れていない
参加メンバーが歩いた距離は、3日間で50Km近く、15Kg前後の荷物を背負い、
悪天候での歩行は正に無理があったと言わざるをえません。
確かに、平常はこのコースを沢山の方々が歩いていますが、彼女の
「本当に大変だった」は重く受け止めねばなりませせん。
彼女の能力は年齢を考慮すればかなりのレベルであり、それも常に研鑽を
積んでいます、その彼女が「大変・・・・」なのです。
報告書にもありますが、このコースは自給自足がメイン、装備・食料はすべて
自分で運搬しなければなりません、ツアーにはポーター付きがあるように、
生半可なルートではないのです。
以下、報告書からの抜粋
3)健康志向による中高年登山者の増加。登山を
ウォーキングなどと同列と考え、登山に対する危険
意識が欠落している人々の誕生。彼らはツアー旅行
に参加するのと同じ感覚で、手軽にツアー登山に応
募する。
(4)近年の「出版不況」に表われているように、本
を読まない消費者の増加は登山界においても例外で
はない。登山の専門雑誌や入門書、ガイドブックな
どをほとんど読まない登山者が増え、指導者不足と
相俟って彼らの学習機会が減っている。
過去にここで何度も投稿している事ですが、自然に対して意識が
希薄に感じます。同行の仲間をBlogで例としてアップしたため、
問題視された事もありますが、根底にはこのような問題意識を
を持っているとして、ご容赦願います。
※写真はWebから拝借、著作権放棄の確認済みです
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