Mar
17,
2012
急速に変化する中国の実情
名古屋から目的地(非公開)に行くには、色々な方法があります。
最も多用したのは空路で香港に入り、ここから船にトランジットする
やり方です、この方法は香港に入国せず、水路でいきなり目的地
近くの港に着き、そこで辺検(イミグレ)を通過しますが、名古屋から
この辺境の地への荷物タグなど当然無く、香港で船会社に荷物の
乗せ換えを委託する「冒険」が必要です。
香港からバスで広州に向かう方法もありますが、これだと一旦
境界地点「皇岡:ふぁんがん」で中国に再入国手続きが必要で
今では入国カードは一枚になりましたが、以前は何枚も書かされ
測定器などを所持しているとごちゃごちゃ聞かれ、遅れることも
珍しくありませんでした。
今回は、名古屋から上海で辺検を通り、国内線で深センに移動
する手段が試してみました、上海から名古屋便は日々複数あり
上海(浦東)<>深センも多数の便があるので今後検討の余地が
ありそうです。
本題です。
写真の赤丸「広深高速:広は簡体字」は10年以上通いなれた道で
すが、今回は驚くほど視界にクレーンが無くなっていました。
つまり、あれほど沢山あった建築中のモノがないのです。
無論、ゼロではありませんが、視界には入って来ないのです、
高速道路は高台を通るので遠望がききます、それでも明らかに
建築中の高層物が減少していました。
今までは、多数のクレーンを見慣れて、活気を感じていましたが
やっと落ち着いたのか、急激な減速なのかは判断はつきません。
ただ、全人代での温首相の発言に符号することは確かなように
感じました。
交通事故も急速に減少傾向とのこと、事実市内でも運転は実に
大人しくなっており、これなら日本人でも運転は可能と思える
状態です。
ただ、その裏にはガソリンが高騰し、車は買ったが・・・・の
事情もあるようです。
平均移動距離がべらぼうに長い中国では、低燃費車の需要が
ありそうですが、現段階では国産優先、価格優先なので、いろいろ
問題がありそうです。
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