DNSとGatewayその3

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DNSとGatewayその3
ローカルIPは自由に設定してもOKと書きましたが、実は自由に使えないアドレスがあります。
IPアドレスはその機器に割り当てられたモノ
ネットワークアドレスとは、その機器が所属するグループのアドレス
ブロードキャストアドレスとは、ネットワークアドレス内での呼び出しに使用するアドレス
このネットワーク&ブロードキャストアドレスは自由に使うことが出来ません。

例:
IPアドレス
192.168.11.200
ネットワークアドレス
192.168.11.0
ブロードキャストアドレス
192.168.11.255

下2つを構成するにはサブネットマスクの値が意味を持ちます。
IPアドレスの値をサブネットマスク値で割る(ただし二進法で)
192.168.11.200÷255.255.255.0=192.168.11.0
これがネットワークアドレスです。
192.168.11.1〜192.168.11.254までのIPアドレスのネットワークアドレスは
すべて192.168.11.0となります。
この事はこれらのIPアドレスを持つ機器は同一ネットワークアドレス上に存在すると言い、これを同じLAN上にいるともいいます。

もうお分かりですね、ネットワークで結ばれるには同一LAN上に存在しなければ通信出来ません、会社の機器がLANで接続されている(TCP/IP)とはこの意味です。
LAN上のすべての機器はその存在が相互に確認でき、通信が可能です。
でも、それでは困るとの発想からVLANが生まれたのです。
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