螺鈿紫檀五絃琵琶を見て思った事

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螺鈿紫檀五絃琵琶を見て思った事
長年念願の琵琶の現物をやっと見ることが出来ました。

正に手の届きそうなところで見ることが出来たので色々な思いがわきました。

このラクダに乗っている楽人の持っている琵琶は4弦、しかもネックが曲がって
いる。

琵琶について少し調べてみました、5弦は古代インドが発祥とされ、現に楽譜が
現存している、この螺鈿紫檀五絃琵琶はその流れと思われているが、仔細に
見ると、いくつかの疑問点がある。

1:ネックが曲がっていない
2:弦を支える最後柱の幅が狭すぎる

4弦でも狭いのに5弦では上部のフレットではそれぞれの弦を押すのが
極めて困難。
ネックの曲がりが少なく、弦を強く張るのが難しそう

以下、根拠の無い私見
この琵琶は装飾調度品で、実用楽器ではない。
材料・加工技術者は渡来でも、製作は国内で行われた。

色々と思いを巡らすことの出来る楽しい鑑賞でした・・・・
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追伸です・・・・
この琵琶、外見が凄くよいのです、バランスがとれており、装飾を除いても実に優美な形で、従来の琵琶とは大きく異なっています。
Posted at 2010-10-25 15:48

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見るだけのもの・・・使われた形跡があるようには思えません。弦を強く張ればネックが湾曲しています。確かに装飾品かも知れませんね。
Posted at 2010-10-25 17:55

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実に優美な造形なんです、美の感覚は日本人のものと直感しました。
Posted at 2010-10-26 06:38

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日本人は、わびさびの世界ですよね。
Posted at 2010-10-26 18:19

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素晴らしいですね。
KUMAさんのロマン、素敵!(^_-)-☆
Posted at 2010-10-25 21:16

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直感で「日本人が作った」と思いました。
中国に現存する工芸品を沢山見てきましたが、日本人の美的感覚とやや異なる部分を感じます。
時代の差もあると思いますが、この琵琶は素晴らしい工芸品です。

正倉院の御物は古いだけではなく、美術品として第一級のものばかりです。
Posted at 2010-10-26 06:41

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長い間、逢いたくて逢いたくてようやく逢えた喜びの観察力ですね。

KUMAさんの解説を聴いていると、螺鈿紫檀五絃琵琶は、大切に大切にしているキレイナオネエサンのようです。
Posted at 2010-10-25 22:49

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やはり、写真やDVDの動画ではわからない部分が今回はよくわかりました。
仕上げの精巧さは紛れもなく国産だと感じました・・・・
Posted at 2010-10-26 08:05

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