台湾冷房事情

台北にも本格的な夏の到来です。
梅雨の期間は沖縄と同じで、これから猛暑のシーズンです。

台湾、特に台北市内の夏の暑さは半端ではありません、名古屋が暑いと言われますが、もっともっと暑いのです。

このためやたら冷房が効いています。
まず、空港(桃園国際機場)から、シャトルバスが台北市内に出ていますが、これが「超寒い」のです。

乗車人員に関係なく18℃に設定してあります。
※28℃のミスや字化けではありません。

レストランその他のほぼ同じです、そしてホテルの部屋も、チェックインをして部屋に入って真っ先に行う事、それは温度調整です。

商店街には「冷氣開放」の文字が
※台湾は繁体字といって、現在の中国の公用字簡体字ではありません。
簡体字の教育を受けた若い中国人(本土)は繁体字は読めません、現地での指導の際、結構問題なんです。

とにかく、地球温暖化とか省エネとは無関係の世界です。

さらに厄介なのは商店街のアーケードの隙間から冷却時の結露排水(ドレン)がこぼれてきます。
ドレンは垂れ流しで、空から降ってきます、日本では考えられません。

友人に「請小心(ちんしゃおしん):注意してください」とよく言われます。

流れる経路によって、夏の最初の頃のドレンは埃と排気ガスが混じって、白い服付いたら泣きです。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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漢字と中国語

生齧りの中国語のお話です。

仕事柄、どうしても会話の必要があり、やむなく色々な方法を試みていますが、一番有効かつ安価、誰でもOKなのはSkypeなどのchatでオンライン翻訳で対応する方法です。

ところが現場ではこれが使えません(泣)。
おまけに散々Chatをしているので、「中国語OK」と
相手は「誤解」しているので、盛んに話し掛けてきます(汗)

ところで誤解を生む漢字
打算=XXする予定
手紙=トイレットペーパー
猪=豚
去=行く これは英語のleaveと同じ用法
前年=一昨年

漢字ではありませんが、パンダを熊猫と書き
「しょんまお」と発音しますが、発声を間違えると
「胸の毛」に聞こえるそうです・・・
「私はパンダに触ってみたい」
「私はパンダが好きだ」
「私はパンダが見たい」
どれもありふれた会話ですが、発音を間違えると
とんでもないことになります(汗)

中文の四声は、かなりのトレーニングが必要で、
発音の難易度は英語の比ではありません、文法は
英語に比べれば簡単と言えますが、この発音で
散々痛めつけられます。
何せ発音で想定する漢字が異なるので、「たどたどしい会話」の範囲が極めて限定されます。
日本語のように120程度の音しかない言語族には
厚き壁です。

そしてこの発音の難しさが、中国人にとっては英語の壁となっています。
中文と英語は文法が同じなので、との指摘がありますがとんでもない話で、時制変化もないし、会話では日本語のように主語も曖昧。
発音は最悪で、ピンインと呼ばれる中文の発声方式で英語の発音をされると全く意味が通じません。

数年前、広州の空港で荷物検査の際、私が「あなたの英語はわからない」と言ったら、お前の英語こそ変だと言われ、検査について揉めて、大騒ぎとなり空港の警察官が6人も駆けつける騒ぎになりました。
幸い、その警察官の一人が極めて正確な英会話が出来たので事なきを得ましたが、中国人が独学に近い形での英会話習得は、英語を似て非なるものにしていく傾向があります。
近い将来、文法は同じだけと会話が出来ない英語らしき「言葉」が生まれる恐れを感じました。

嗚呼、バベルは古代の話ではありませんね・・・

写真は秘密兵器の携帯辞書です

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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中国の漢字

中国では、愛は爱と書きます。
これは簡体字と呼ばれ、書き方を簡単にするために制定されたものです。
中国全土で「強制的」に使用されており、日本人は読むのに苦労します。
中国語は筆談でOK等と言われますが、ビジネスではとんでもない!
としか言えません。
「中国の愛には心が無い」と冗談が言える程度に
熟知しないと大変です。

ところで、台湾は繁体字と呼ばれ、日本の旧漢字そのもので、おおよそ読むことが出来ます。
注意書きも、少し慣れるとあまり間違うことなく理解できようになります。

よく使う中国語の注意
愛人=奥さん、老婆とも書きます。
※老は尊称です
先生は通常の「さん」
日本での先生は老師です。

小心=注意

なまじ漢字を判るためのトラブルは沢山あります、台湾・中国にお出かけの方注意してください。

写真は台北市にある101タワーです。
この周りのビルを
「世界貿易中心」
ワールドトレードセンターと呼びますが。
9.11以降、ここに登っていません。(汗)

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